初の実写映画主題歌で大作に抜てきされた米津玄師

シンガー・ソングライターの米津玄師が、俳優の斎藤工が主演を務める映画「シン・ウルトラマン」(5月13日公開)の主題歌を担当することが発表された。

ウルトラマン55周年記念作品である同作だが、各メディアによると、「シン・ゴジラ」、「エヴァンゲリオン」シリーズなどを手掛けた庵野秀明氏が企画・脚本を、樋口真嗣氏が監督を務めている。主題歌については、製作陣、庵野氏、樋口監督が検討した際、満場一致で米津に決定したという。

今作のために書き下ろされた主題歌のタイトルは、「M八七(エム ハチジュウナナ)」で、米津のアイデアに、庵野氏がリクエストを出してまとまったのだとか。

実際にオファーすると、米津自身も庵野氏の作品のファンであり、当時すでに発表されていた「シン・ウルトラマン」にも、いちファンとして興味を持っていたことから、今回のコラボレーションが実現したというのだ。

「これまで楽曲が数々のCMや作品の主題歌で起用されている米津だが、実写映画は初めて。にもかかわらず、注目の大作に起用されることになった。確実に作品を盛り上げることになりそうだ」(芸能記者)

米津は、「主題歌のお話をいただいた瞬間は『何かの間違いでは』と思いました。『シン・ゴジラ』を劇場で何度も見ていた頃や、『シン・ウルトラマン』が製作発表された頃、まさか自分が関わることになるとは夢にも思っておらず、青天の霹靂の一言に尽きます」とコメント。

庵野氏が直々にオファーをすれば、なかなか公の場に姿を現さない米津だが、同作品のPRイベントに出席することになるかもしれない。

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