子どもたちの晴れ姿を記念新聞に 横浜の日本新聞博物館でイベント 体験の小学生「出来たての新聞温かい」

完成した新聞を眺める子どもたち=横浜市中区の日本新聞博物館

 門出を迎えた子どもたちの晴れ姿を記念新聞に収めるイベント「入園・入学おめでとう新聞づくり」が9日、横浜市中区の日本新聞博物館(ニュースパーク)で始まった。家族連れでにぎわい、担当者は「節目の写真を記念に残し、新聞作りの楽しさに触れて」と呼びかけた。16日まで。

 参加者は持参した写真データを専用のパソコンに取り込み、紙面に配置。あらかじめ用意された定型文に子どもの名前や学校名、入学日、写真の説明文を入力し、A3サイズの新聞に印刷していった。

 横浜市戸塚区の小学2年、髙橋駈(かける)くん(7)は昨年入学。新型コロナウイルスの影響で当日は集合写真の撮影が中止され、母美春さん(42)が「数少ない写真を記念にまとめたい」との思いで参加した。笑顔の一枚をメイン写真に据えた紙面が出来上がり、駈くんは「出来たての新聞は温かかったし、作るのも楽しかった」と満足げだった。

 事前予約制。予備2枚を含む5枚分のデジタル写真データ(JPEG形式)を持参する。参加無料。入館料は一般400円、大学生300円、高校生200円、中学生以下無料。月曜休館。問い合わせは同館電話045(661)2040。

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