カブス大勝で2連勝 6番・鈴木誠也は3打点の活躍で勝利に貢献

【ブリュワーズ0-9カブス】@リグリー・フィールド

カブスは序盤からブリュワーズ先発の好投手ブランドン・ウッドラフを攻略し、4回までに7点を先制。6回裏にパトリック・ウィズダムのタイムリーでさらに2点を追加し、昨季の地区王者ブリュワーズを相手に9対0の大勝を収め、開幕2連勝となった。カブス先発のジャスティン・スティールは5回4安打無失点の好投で今季初勝利をマーク。ウッドラフは4回途中6安打7失点と打ち込まれ、今季初黒星を喫した。

カブスは1回裏に3つの四死球で無死満塁の大チャンスを迎え、イアン・ハップの押し出し四球、鈴木誠也の犠飛などで3点を先制。3回裏一死1・3塁から鈴木がセンターへのタイムリーを放ち、4点目を奪った。4回裏二死1・2塁の場面ではハップがタイムリーを放ち、ウッドラフをノックアウト。さらに2番手ホセ・ウレーニャから二死満塁とチャンスを広げ、鈴木の押し出し四球とウレーニャの暴投で2点を追加した。6回裏にウィズダムの2点タイムリーが飛び出し、9対0で大勝。ブリュワーズは先発のウッドラフが大誤算で、打線もわずか4安打と振るわなかった。

鈴木は「6番・ライト」でスタメン出場し、1回裏の犠飛、3回裏のタイムリー、4回裏の押し出し四球で3打点を叩き出す活躍。6回裏の第4打席、8回裏の第5打席はいずれも見逃し三振に倒れ、3打数1安打3打点だった。開幕2試合で5打数2安打3打点、打率.400、OPS.956の好スタート。3つの四球を選び、出塁率.556という数字が光っている。

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