なぜジャカを左SBで起用したのか アーセナル監督が理由を説明

プレミアリーグ第32節、アーセナルはホームでのブライトン戦に1-2で敗れた。

冨安健洋とキーラン・ティアーニーという両サイドバックを欠くなか、右にはセドリック・ソアレス、左にはグラニット・ジャカを起用。

左サイドバックには22歳のヌーノ・タヴァレスもいるが、ミケル・アルテタ監督は彼をベンチで置き、ジャカを先発させた。指揮官は試合後にその理由をこう説明している。

ミケル・アルテタ(アーセナル監督)

「相手の戦い方、こちらが攻撃したいスペースを考えた時、エミール・スミス・ロウをあのポジション(左インサイドハーフ)でプレーさせるのが本当にあっていたし、グラニットが使うスペースもあると考えた。実際にそうなったが、我々はそれを使わなかった。

試合に負けた時、その決断については試合前に書いておかなければいけない。試合後では遅すぎる」

左サイドを攻略するためにスミス・ロウとジャカを配置したが、使うべきスペースを上手く使えなかったとコメント。なお、ジャカは後半から中盤でプレーした。

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また、アルテタ監督はFWアレクサンドル・ラカゼットの不調について聞かれると、「我々はもっと多くのゴールを決める必要がある。それは確かだが、これは組織的な問題だ。負けた時にハッピーであるはずがない。本当に怒っている。ハッピーにはなれない」と答えていた。

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