守れ県都の交通安全 「宮ポリス」が出発式

交通事故や犯罪抑止に向けて合同パトロールに出発する「宮ポリス」の警察官たち=9日午前、宇都宮東署

 春の交通安全県民総ぐるみ運動の一環として、宇都宮中央、東、南署で組織する「宮ポリス」の出発式が9日、宇都宮東署で行われ、パトカーと白バイ計12台の18人が3署管内を合同でパトロールした。

 出発式では宇都宮東署の早藤晴樹(はやふじはるき)署長が「3署が一丸となり交通事故や犯罪の抑止に一定の効果を上げている。悲惨な交通事故を一件でも減らしたい」と強調した。また4月は児童生徒が交通事故に巻き込まれたり、初心者のドライバーが交通事故を起こしたりしやすいといい、改めて注意を呼び掛けた。

 車両点検の後、3署の署員と県警交通機動隊員は、白バイとトヨタ自動車の「レクサス」のパトカーなどで隊列を組み、一斉に出発した。今年完成し2月から業務を開始した宇都宮東署の新庁舎周辺には、写真愛好家や家族連れなどが見学に集まった。

交通事故や犯罪抑止に向けて合同パトロールに出発する「宮ポリス」の警察官たち=9日午前、宇都宮東署

© 株式会社下野新聞社