カターレ、岐阜戦に向け調整

シュート練習で汗を流す大野(左)や安藤(右)ら=北陸電力総合運動公園

■FW大野「結果と内容にこだわる」

 サッカーJ3カターレ富山は10日午後2時からホームの県総合運動公園陸上競技場で岐阜との第5節に臨む。富山はここまで1勝1分け2敗と調子はいまひとつ。元日本代表経験者を複数擁する相手に白星を挙げ、上位浮上のきっかけにしたい。

 富山は開幕戦で勝利したものの、その後はセットプレーからの失点や決定力不足が目立ち、白星から遠ざかっている。

 一方の岐阜は今オフ、MF宇賀神やFW田中など日本代表経験のある選手を加えたものの、1勝1分け1敗と波に乗り切れていない。チーム内に新型コロナウイルス感染者が出たため第4節が中止になっており、チーム状況は不透明だ。富山は堅い守備とボールを奪ったら素早く攻め込む速攻で先制点を奪い、試合を優位に進めたい。

 チームは9日、富山市草島の北陸電力総合運動公園で最終調整し、攻守の戦術やセットプレー時の動きなどを確認した。シュート練習では前節にゴールを決め、昨季のホーム岐阜戦で決勝点を挙げているFW大野らが軽快な動きを見せた。大野は「勢いに乗るためにも必ず勝ちたい。結果と内容にこだわって戦う」と意気込んだ。

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