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トラウトに単独インタビュー、昨季途中まで同僚プホルスは「僕にとっての師」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手がFull-Count編集部の単独インタビューに応じた。昨季途中まで同僚だったアルバート・プホルス内野手や今季1、2番コンビを組む大谷翔平投手への思いを告白。ポストシーズン進出にかける意気込みも語った。
――9日(同10日)の本拠地・アストロズ戦で復活の1号ソロを放った。
「打席に立って行く中でだんだん良くなっていった。エンゼルスの勝利に貢献できてよかったよ。ブルペン陣のプレッシャーを減らすことができたね」
――昨季途中にプホルスがドジャースへ移籍。開幕前に古巣カージナルスへ復帰した。
「いいことだと思う。700本塁打まであと20何本かのところまで来ている。彼と先日話をしたんだ。元気そうだった。体の状態もいいみたいだし、僕としてもうれしいよ」
――昨季途中までプホルスと同僚。多くのことを学んだ。
「僕にとってすごく大事なこと。彼なしで今の自分はいない。キャリアを通じて僕にとっての師のような存在。フィールド内外問わずね。素晴らしい同僚であり、人間なんだ。感謝してもしきれないよ」
――エンゼルスは剛腕シンダーガードや多くの救援投手を補強した。
「今年はいいチームだと思う。投手はたくさん補強したし、打者も新しい選手たちが加わった。楽しみだよ」
――地区優勝した2014年を最後にプレーオフから遠ざかっている。
「プレーオフに進出するのが目標。いいスタートを切らないとね」
――今季は大谷翔平と打線のワンツーパンチを担う。
「いいことだね。僕も彼も打つのが好きだから。楽しみにしているよ。面白い1年になるね」
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カブス鈴木誠也にも注目「ここでどんな活躍をするのか楽しみにしているよ」
――改めて大谷に最も感心させられる点は。
「メジャーリーグで打つのはとにかく難しいことだし、ましてや投打両方やってしまうだなんてね。素晴らしいアスリートだよ」
――カブス・鈴木誠也が背番号27を選んだ。入団会見で「トラウト、アイ・ラブ・ユー」と言っていた。
「クールなことだよ。自分の知らないところで、他の人の人生に影響を与えられることができるだなんてね。彼がここでどんな活躍をするのか、楽しみにしているよ」
――トラウト自身はなぜ背番号27を選んだのか。
「初めてメジャーに昇格した時にもらった番号が27だったんだ。不満もなかったし、ただここにいられるのがうれしかった。だから27番を受け取ったのさ」
――殿堂入りしたブラディミール・ゲレーロも背番号27。永久欠番になるかもしれない。
「その背番号を付けるのは光栄なことだよ。ゲレーロはその背番号を付けて信じられないキャリアを送った。彼は素晴らしい人だよ」
――トラウトにも長男・ベッカムくんが誕生した。
「元気だよ。体もどんどん大きくなっているんだ」
――17年後にはエンゼルスのドラフト1位になるか。
「ハハハ、分からないけど彼は野球を含めあらゆるスポーツが好きなんだ」
――今持っている夢は。
「プレーオフに行かないとね。そして世界一になること。それがこのチームにるみんなの持っている夢だよ。先ほども言ったように、幸先のいいスタートを切らないとね」(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)