国連の持続可能な開発目標(SDGs)を子どもたちに分かりやすく伝えようと、相模原市立保育園の保育士有志が紙芝居を制作した。園での日常生活から着想を得た物語で、子どもから大人まで楽しめるよう工夫を凝らした。保育士らは「SDGsに興味を持つきっかけになればうれしい」と語る。
制作したのは保育士6人と保育調理員1人。「未来の地球をつくる子どもたちにSDGsを伝えたい」と昨秋から打ち合わせを重ね、3部作を完成させた。
紙芝居はSDGs保育園に通うサスティーとナブールの物語。第1部ではSDGsの17の目標を紹介し、第2.3部では食べ残しをなくすことや、水を大事にすることの大切さを描いている。