【MLB】鈴木誠也、待望1号も「状態いいわけじゃない」 3戦終え「体慣れてきた」一問一答

メジャー初本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】

狙い通りの一振り「しっかり捉えることができたんで良かった」

■ブルワーズ 5ー4 カブス(日本時間11日・シカゴ)

カブスの鈴木誠也外野手が10日(日本時間11日)、本拠地でのブルワーズ戦に「5番・右翼」で先発出場し、初回に待望のメジャー1号先制3ランを放った。前日の3打点に続き、2試合で驚異の6打点。開幕3戦を終え、中1日で12日(同13日)から筒香嘉智内野手が所属するパイレーツとの2連戦に臨む。試合後の一問一答は以下の通り。

――メジャー1号を打った瞬間の気持ちは?
得点になって良かったなという感じですね。

――ナインから迎えられた時の気持ちは?
うれしかったです。

――目指してきたメジャーでまず本塁打を1本打てた。
負けたんでね。あまり嬉しさはないですね。

――開幕3試合で6打点。
それよりもチームが勝てればいいんで。まず2試合勝てたんで、きょうは落としてしまったんですけど、また次から勝てるように頑張りたいです。

――この3戦を振り返って。
自分の成績は本当どうでもいい。

――今日も記念ボールが戻ってきました。
またどっかいくかもです。

――本塁打直後に右翼の守備でファンに迎えられた。
喜んでくれているんで、それだけでも嬉しい。

――感触的には打った瞬間?
感触は良かったです。

1号3ラン振り返り「ある程度この球が来たら振りたいなというのはあった」

――打席の中でどう考えていた?
カウントが整ったんで、ある程度この球が来たら振りたいなというのはあったんで、その通りしっかり捉えることができたんで良かったです。

――ベースを回っている時にカブスファンの声援がすごかった。
あまり聞こえなくて、とりあえず本当にチャンスで打てたんで、それが良かったなという気持ちでした。特にホームランに関してはあまり感情はないですね。

――この3試合の手応えは?
1試合1試合が勝負ですし、とにかくなんとしてでも結果出したいと思ってますし、チームの勝利に少しでも貢献したいと思っているんで。5番、6番と一番チャンスで回ってくる打順ですし、流れが変わる打順ではあるんで、なんとかいいアプローチができればいいなと思っています。

――外角のボールのストライクゾーンの見え方は?
全然悪くないですよ。手が出てないだけで、球は見えているんで大丈夫です。自分の状態次第では、打てると思いますし。ストライクと自分で分かってて見逃しているんで。自分の状態がそんなにいいわけじゃないんで、ああいった球に手がでないだけだと思います。

――三振が全部見逃しなのは、見極めている感じ?
手は出したいですよね、正直。手を出せるボールではあるんで。まだタイミングがちゃんと合ってないんじゃないんですか、手が出ないってことは。でも、自分が振れるゾーンのボールはある程度コンタクトできているんで、全部が全部追いかけても打てないと思うんで、自分の状態の打てるゾーンがあるんで、そこだけはしっかりしていきたいなと思って打席に入っている。今の状態だと手が出ないというか、なるべく早めにいろいろ変えていきたいなとは思っています。

――疲れは?
デーゲームなんで朝が早いですし、ナイターよりは若干しんどいのかなっていうのはあるんですけど、若干試合に体が慣れて来たっていうのはあるんで、初戦はすごくしんどかったんですけど、2戦目以降は疲れたなって感じはあんまりないんで。まだ3試合なんでこれからだと思います。1回休み挟んでのもう一回休みがあるんで、初めての飛行機での移動にもなるんで、これからいろんなことを経験するんじゃないかなと思っています。

――ロッテ・佐々木朗希投手の完全試合について。
普通に朝、YouTubeで見ました。(打席に)立ったことないんで、間近で見たことないんで分かんないんですけど、映像見てても若いのにスピードも速いですし、変化球もスライダーやフォークだったり、すごいなと思うんで。本当にこれから怪我しないように。若いんで、無理しちゃうところもあると思いますし、まだ実質1年目のシーズンだと思うんで、無理して投げすぎてっていうのは難しいんですけど、怪我しないでほしいなと。(Full-Count編集部)

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