真白な群別岳、幌天狗から増毛山地一望

幌天狗から仰ぐ群別岳(左)と奥徳富岳。豊富な残雪が覆い、まだ真っ白だ=10日午前11時55分ごろ

 【石狩】登山道がほとんどない豪雪地帯の増毛山地は、早春の今が登山シーズンだ。豊富な残雪を踏みしめ幌天狗(ぽろてんぐ、1222メートル)に登ると、山や海が360度見渡せる絶景が待っていた。

 10日、石狩市浜益区幌から入山。真新しいヒグマの足跡が2カ所あった。ホイッスルを鳴らして進む。浜益区のシンボル・黄金山(739メートル)は雲海に浮かんでいるようだ。 【関連記事】 ⇒トヨニ岳への難所「ナイフリッジ」 国立公園化内定、原始の姿残す日高山脈 ⇒冬限定、凍結した空沼渡り空沼岳へ

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