ラッセル、メルセデス移籍後初の表彰台で選手権2位に「確かに運が良かったが、チャンスは絶対逃さない」F1第3戦

 2022年F1オーストラリアGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位でフィニッシュ、メルセデス移籍後初の表彰台を獲得した。

 セーフティカー出動時の24周目にピットストップを行うことができ、それによって3番手に。コース上でセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれたものの、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のリタイアで3位表彰台をつかんだ。ラッセルはドライバーズ選手権2位に浮上、メルセデスはコンストラクターズ選手権2位の座を維持した。

2022年F1第3戦オーストラリアGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)が3位を獲得

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=3位
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 優勝するため、そして他人の不運を自分のメリットにつなげるためには、完走する必要がある。ブラックレーとブリックスワースの皆は、僕たちのために信頼性の高いマシンを用意すべく必死に働いてくれている。

 今日僕たちは少しラッキーだったと思う。2回運のいいことがあったかな。それでもこの結果はうれしい。ファクトリーでは、僕たちをトップグループに戻すためのハードワークが続けられている。今日表彰台に立ったことは、皆の努力に対するお返しになると思うんだ。

 僕たちチームは絶対に諦めずに戦い続けていく。今週末、ライバルたちとの差はとても大きなものだった。なのにこうして表彰台に立てた。今は遅れを取っている状態だけど、ポイント獲得のチャンスを最大限に生かし、この調子で取り組んでいくよ。何戦かしたら、トップに戻れると信じている。

© 株式会社三栄