南沙良 主演最新作、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、玉木宏 共演の映画『この子は邪悪』、ポルト国際映画祭で審査員スペシャルメンションを獲得!

南沙良が主演を務める映画『この子は邪悪』が、世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるポルト国際映画祭で審査員スペシャルメンションを授与された。 本作は、『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化。過去の事故により心に深い傷を負った心理療法室の院長娘と、母の心神喪失の原因を探る青年が出会い、次第に恐ろしい出来事へと巻き込まれていく…。 この度、ポルトガルの都市ポルトで開催されたポルト国際映画祭において、本作はファンタジー部門審査員スペシャルメンションを授与された。1980年に始まったポルト国際映画祭は、ファンタジーとポルトを合わせた造語“ファンタスポルト”の愛称で親しまれ、シッチェス・カタロニア国際映画祭やブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる。ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル映画に特化し、過去には『セブン』(1996)、『キューブ』(1999)、『パンズ・ラビリンス』(2007)など数々の名作を輩出している。近年ではTSUTAYA CREATORS' PROGRAM作品の『ゴーストマスター』(2020)が、昨年度は『樹海村』が最優秀作品賞を獲得し、本年度も多数の邦画作品がノミネートされるなかでの審査員スペシャルメンション授与となった。 この報を受け、本作の監督・脚本を務めた片岡翔は

「この作品は脚本に3年かけ、完成までに4年の月日がかかりました。途中何度も挫けそうになることがあったけれども、素晴らしいスタッフとキャストに恵まれて出来上がった作品です。ポルト国際映画祭で上映させて頂き、そのうえ素敵な賞まで頂き本当に幸せなことだと思っています」

と喜びのコメントを寄せた。また、

「このような時期でなければ、ぜひ現地に行って自分の映画を観たかったと残念に思いますが、これを機にまた新たな作品でポルト国際映画祭に参加できたら嬉しいです」

と次回作への意欲をのぞかせた。 本作で主人公の花を演じるのは、初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞をはじめ数々の新人賞を受賞し、若手実力派として注目を集める女優・南沙良。共演には、昨年CDデビューを果たし、俳優としても活躍の場を広げ今作が映画単独初出演となる大西流星(なにわ男子)。また、映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』等に出演し、ドラマ「真犯人フラグ」での怪演も話題を呼んだ桜井ユキ、『極主夫道 ザ・シネマ』やドラマ「桜の塔」、大河ドラマ「青天を衝け」など幅広い役柄を演じている玉木宏と豪華キャストが顔を揃え、2022年に全国公開を控えている。

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