戻る住民、残る不安 キーウ、交錯する戦時と平時

ウクライナ首都キーウ(キエフ)に住民が戻り始めた。ロシア軍が周辺から完全撤退。検問所の大半が撤去され、乗用車が行き交う。商店の一部も再開し、公園や通りを散歩する姿も。だが、ロシアがいつ再攻撃するかは、分からない。「平穏はいつまで続くのか」。戦時と平時が交錯する中、住民は拭えぬ不安を口にした。

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