神奈川県・三浦市内の磯で、ヒジキ漁が盛んに行われている。海岸では、あちこちで天日干しされたヒジキが「黒いじゅうたん」のように広がっている。
潮の引いた磯の岩場で刈り取ったヒジキは3日間ほど天日干しされ、袋詰めで出荷される。東京湾沿いの金田地区は4日に解禁。天日干しの作業をしていた男性漁師(71)は「天候に左右され、手間がかかって大変」とこぼしながら、混ざったごみを丁寧に取り除いていた。
今季は育ちが良いというが、別の地区の漁師は「海水温が低く成長が遅れている」といまひとつ。地域によって差があるようだ。