マグヌッセン「ハードスタートはギャンブル。SCで戦略が台無しになった」:ハース F1第3戦決勝

 2022年F1第3戦オーストラリアGPの決勝レースが行われ、ハースのミック・シューマッハーは13位、ケビン・マグヌッセンは14位でレースを終えた。

■ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=13位

2022年F1第3戦オーストラリアGP ミック・シューマッハー(ハース)

 すごくいろんなことがあったよ。まずレース開始早々から、グリーンに飛び出したカルロス(・サインツ)が戻ってきてコースを横切った。僕のクルマとの距離は、ほんの2〜3メートルだったと思う。そして、セーフティーカーピリオドでは、ご存知のとおり(角田)裕毅との際どいニアミスがあった。ペースに関しては、それほど遅いわけではなかったと思う。

 残念なことに、このコースではオーバーテイクのチャンスが限られていただけだ。今回も多くを学んだよ。そのなかでもポジティブなことを確実に活かして、イモラではもっといいレースができるようにしたい。

■ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=14位

2022年F1第3戦オーストラリアGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

 とても楽しかった。いいサーキットになったと思う。ポイントを獲れなかったのは残念だけどね。(スタートで)ハードタイヤを選んだのは、ちょっとしたギャンブルだった。グリッド上の順位よりもレースペースはいいと思ったからだ。そして、実際にペースは良かったんだが、セーフティーカーが入ってその戦略は台無しになった。

 週末の最初のセットアップはあまり良くなくて、舗装が新しいこともあって、タイヤに関してかなり苦労させられた。それでも、そうした状況からうまく挽回して、レースではずっと集団に近いところを走れたし、ペースも悪くなかった。つまり、チームには事態を好転させる力があったということで、次回はきっとポイントを獲れると思うよ。

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