長崎県連幹事長に徳永氏 自民、県議団総会で内定

徳永達也氏

 自民党県議団は11日、総会を開き、今夏の参院選長崎選挙区(改選数1)に立候補する山本啓介氏(46)に代わる党県連幹事長として、徳永達也氏(62)=雲仙市区、5期目=を内定した。持ち回りの県連常任総務会を経て15日に決定する。
 県連によると、山本氏は7日付で古賀友一郎会長に辞職願を提出。県連は8日まで幹事長の立候補者を募り、徳永氏と前田哲也氏(58)=長崎市区、3期目=の2人が手を挙げた。11日に幹事長経験者でつくる副会長会議や当事者間の協議などを経て、最終的に全会一致で徳永氏に決まった。副会長会議では「参院選に向け、わだかまりなく一丸となれる結果を」など意見が上がったという。
 県連は23日の定期大会準備委員会で幹事長を含む新役員人事案を報告し、5月下旬の大会で正式決定する。徳永氏の幹事長任期は当面、山本氏の残任期間である来月の大会までだが、2年交代の慣例に従い、さらに1年務める見通し。


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