憧れのパリの世界観を目黒川沿いで満喫できる！
目黒川沿いを歩いていると、突如現れるパリのカフェのような真っ白な建物。
ついつい窓ガラスを覗いてしまいたくなる、そんな佇まいの「CHICABA（チカバ）」は、憧れのパリの世界観が味わえるコンセプトストアです。
お店のコンセプトは、“やさしさと心地よさ”。
パリをはじめとしたヨーロッパ各国から、洋服や雑貨、ビオワイン、クッキーなどそれぞれ厳選されたアイテムだけが並んでいます。
2022年3月25日のオープンに先駆けて行われたプレオープンイベントにお邪魔して来たので、お店の様子や魅力をレポートいたします。
1. ブティック（Boutique）
外観と同様、店内も白を基調とした柔らかな雰囲気。
店内はヨーロッパでよく見かけるアーチ状の壁で、それぞれのお部屋に区切られています。
まずは、ヨーロッパ中から直輸入したお洋服を販売する「ブティック」のお部屋。
コンセプトの通り、“やさしさと心地よさ”を実現する着心地や素材はもちろん、環境や地球に対しても平和であることや、永く受け継がれてきた伝統技術、さらにお洋服の向こうにある背景や作り手が想像できるということなどにこだわってセレクトされているそう。
この度のオープンのためにセレクトされたスペインの『MAISON HOTEL（メゾンホテル）』と、ギリシャの『Pearl & Caviar（パール&キャビア）』はいずれも日本初上陸！
パリの蚤の市で買い付けたお洋服など、1点モノのお洋服も多数あり、CHICABAでしか出会えない魅力があります。
ヨーロッパらしい鮮やかな色に溢れ、手に取るだけで着心地や素材の良さが伝わってきました。
2. マルシェ（Marche）
「ヴィンテージ」、「自然派ワイン」、「フェアトレード」の3つのテーマに沿ってセレクトされた商品が揃う「マルシェ」のお部屋。
日本にいながら、個性豊かなヴィンテージ花器や、今パリで大人気のリバティプリントがあしらわれた「cacharel(キャシャレル)」など、長年ヨーロッパで大切にされて愛されたモノに触れることができるのはとても貴重ですよね。
自然派ワインは、家族で経営されているワイン農家から直接輸入されているそうで、大量生産ではなく、一本一本にこだわって作っているためなかなか手に入らない種類もあるとのこと。ワイン好きの方にはぜひ手にとっていただきたいです！
“人に地球にも優しく”をテーマに、作り手も買い手も、関わる人全てがハッピーになれる商品選びをしている点も「CHICABA」の特徴の一つ。
今季は、アフリカやインドの伝統的な工芸とロンドン在住のデザイナーの感性を組み合わせた個性的な製品が展開しているイギリスブランド『ARTISANS&ADVENTURES(アルチザンズ＆アドヴェンチャラーズ)』のアフリカ雑貨がセレクトされていました。
見た目の美しさはもちろん、環境や貧困地域にも配慮したサステナブルな商品が多く揃っていたところに共感しました。
3. カフェアンリブレ（Café UN LIVRE）
一冊の本からインスパイアされたという、「カフェアンリブレ」。
“LIVRE”は、フランス語で“書籍、本”という意味があります。
店内に一歩踏み入れると、そこはおとぎの国のような可愛らしい空間。
パリジャンにとってカフェは必要不可欠と言われるほど、パリには素敵なカフェで溢れていますが、そんなカフェのあり方をお手本に、いつでも誰とでも、のんびり寛ぐことができるカフェをイメージして作られたそうです。
店内で、コーヒーと一緒にケーキや焼き菓子も楽しめるのはもちろんのこと、プレゼントとしても最適なクッキー、サブレや焼き菓子の詰め合わせなども販売しています。
味だけでなく見た目にもこだわった商品ばかりで、見ているだけでワクワクしてしまいました。
中でも、特に私が気に入ったのはこちら！
CA（客室乗務員）としては外せない、飛行機の形をモチーフにしたサブレです。
他にも色々なデザインや形の商品があるので、プレゼントを選ぶ方も楽しみながら見て回ることができます。
手土産には、こんなかわいいクロスに包まれたクッキーをいただきました。
「CHICABA」はお店に居るだけで日本に居ることや忙しい日々を忘れてしまうような、不思議な空間でした。
物を作る側、商品を厳選し伝える側も、愛が溢れ、それぞれの想いや文化、価値観を大切にしているからこそ温かな空間ができていると感じました。
ヨーロッパが恋しい方、日々の喧騒を忘れてゆっくりしたい方、心地いい暮らしを求めている方、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
CHICABA（チカバ）
住所：東京都目黒区東山3-5-2
電話番号：03-5704-8357
