濱正悟がリアルタイム進行型ヒューマンホラー「何かおかしい」で民放連ドラ初主演。「容赦ない真実を心してご覧いただけたら」

テレビ東京では5月31日から連続ドラマ「何かおかしい」(火曜深夜0:30)がスタート。ラジオ番組の生放送中のちょっとした違和感が思わぬ悲劇を巻き起こすリアルタイム進行型ヒューマンホラーで、濱正悟が民放連ドラ初主演を務める。

ドラマの原案は、インターネットを中心に活動するオカルトホラー作家の雨穴氏で、ストーリテラーとして出演もする。濱はラジオ局の生放送番組「オビナマワイド」の構成作家・花岡を演じる。ほか、共演として、ミキサーの畑野役に松尾諭、ディレクター・五十嵐役を今井隆文が務め、番組MC役として藤森慎吾、ヒャダイン、小手伸也、アシスタント役として岡田結実、山之内すず、香音が出演する。

舞台は、生放送中のラジオブース。視聴者からのお便りに出演者の話に花が咲く。家族で通った遊園地が今日、閉園してしまうので生中継してほしいというお便りが届く。構成作家の花岡は、投稿内容にわずかな違和感を覚えるが、それが何か分からない。遊園地には不気味なお面をかぶった人たちが増える。そして生放送が盛り上がるにつれて、番組が恐ろしい事件の手助けをしてしまっていることが明らかになる。実はこのお便りは、5年前に殺害された娘の犯人を見つけ、復讐(ふくしゅう)する目的で母親が番組に投稿したものだったのだ――。

濱は出演にあたり「雨穴さんの、独特な切れ味のある世界観に入れてうれしいです。台本を読ませていただき、あらためて人間の恐ろしさ、先入観や固定観念の危険性について考えました」とコメント。続けて、「通常のドラマでは考えられない、10台以上の機材で長回し一発撮りの連続だったので、常に集中力との闘いでした」と本作ならではの魅力を、撮影を振り返りつつアピールした。そして、「毎話、先の読めない展開にハラハラしながら、何がおかしいのかを見極めていただき、容赦ない真実を心してご覧いただけたら幸いです」と呼びかけている。

原案・出演の雨穴氏も「『ホラー』と一口に言っても、その種類はさまざまです。このドラマには六つの『恐怖』がパッケージされております。皆さまのお好みに合うものがあれば幸いです」とメッセージを寄せている。

なお、放送に先駆け、Paraviでは4月23日午後9:00から全話が、テレビ東京ドラマチャンネル(https://m.youtube.com/channel/UCbJ2OBO3eOQnpxEn4kQruRA)では前半3話が、それぞれ先行配信予定となっている。

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