しらさぎ森林公園(新潟県三条市)のリニューアルが完了、滝沢亮市長「季節の花を植えたので、今後は秋まで楽しんでもらえると思う」

新潟県三条市の滝沢亮市長は12日の定例会見で、三条市栄地域のしらさぎ森林公園のリニューアルが完了し、2日から供用開始したことを発表した。

しらさぎ森林公園は栄地区(旧・栄町)東部丘陵地に位置し、三条市のwebサイトによると、全体面積は約6万8,000平方メートル。園内では、旧・栄町の花であった花菖蒲を主体とした花畑(花菖蒲園 広さ約8,400平方メートル)や、展望広場を設置する。2021年から改修事業を開始し、一部で入場を制限していた。

今回のリニューアルでは、花菖蒲園内の木道を張り替え、テラスを2ヶ所設置。テラスは木道よりも一段低くなっていることから、花菖蒲を間近で眺めることができる。また、新たにテニスコート約5面分の花畑を造成。既存の2万株の花菖蒲に加え、桜や藤、紫陽花や、コスモスなど、春から秋まで季節を彩る花々を植えた。

ほかにも、東屋の新設と改築を行い、また芝生広場には、滑り台のある複合遊具とターザンロープなどを新設して子どもの遊び場としての機能も拡充した。

滝沢市長は「これまでは、『花菖蒲とホタル(夏)が終わると…(公園の見頃の時期が終わった)』という感じがあったが、今後は秋まで楽しんでもらえると思う。今は桜の季節でもあるので、(季節を通して)家族で訪れてもらえれば」と話した。

リニューアルしたしらさぎ森林公園、広大な花菖蒲園は6月ころからが見頃となる

三条市の滝沢亮市長

東屋と桜

新設の遊具

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