三陸高速バス「宮古・気仙沼・仙台線」 2022年4 月16 日(土)から本格運行開始

岩手県北自動車株式会社(本社:岩手県盛岡市)及び宮城交通株式会社(本社:宮城県仙台市)は、2021年10月以来、実証運行(*)を継続してきました標記路線について、コロナ禍の感染拡大で足元は利用者が減少しているものの、観光及び生活交通として利用を伸ばしてきたこと、さらにはニーズ調査等を踏まえて今後の利用拡大が期待できるとの判断により、2022年4月16日からの岩手県北バスと宮城交通の共同運行による本格運行を開始すると発表しました。

*:実証運行の経緯
・2021/10/22-2022/01/31:観光庁「既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業」による実証運行(岩手県北バス+宮城交通)
・2022/02/01―:国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(活性化・継続事業)」も活用した実証運行(岩手県北バス)

三陸沿岸道路の全線開通により、宮古駅・仙台駅間を乗り換えなしで移動できる高速バスとしての利便性や既存公共交通利用と比較して経済性にも優れていることから、観光面での利用に加えて、宮古・気仙沼圏域の生活交通として多くのお客様にご利用頂いております。2022年4月16日からの本格運行においては、実証運行期間の利用データやニーズ調査を踏まえて、仙台駅停留所変更や仙台駅前(宮交高速バスセンター)乗入れ等の利用環境改善や新幹線との接続等を踏まえたダイヤの見直しなどを実施することとしております。三陸高速バス「宮古・気仙沼・仙台線」は、関係自治体との連携を図りつつ、沿線エリアでのプロモーションによる情報発信も強化し、観光客などビジターの方々の沿線各地への移動と共に、沿線住民の生活目的での移動や地域間交流の促進も図ってまいります。当面の具体的な取り組みとしては、三陸沿岸域の自治体との協働による仙台でのイベント開催などを予定しております。また、継続的な利便性向上や利用促進を通して乗客を増やしていくことで運行便数の拡大につなげ、人の移動を通じた三陸道沿線の交流人口増加と地域経済活性化への貢献を目指してまいります。

バス運行の概要

運行区間

道の駅シートピアなあど(宮古市内) ― 宮古駅前 ― 陸中山田駅前 ― 気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ ― 仙台駅東口 ― 仙台駅前(40番 宮交高速バスセンター)

運行時刻表

普通旅客運賃

(左:片道/右:2回券)

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