鉄道開業150年 横浜を走る10社集結、歴博で特別展 かつての制服や行き先表示板など151点

鉄道10社の展示物が集まった特別展=横浜市歴史博物館

 新橋─横浜間の鉄道開業150周年を記念した特別展が横浜市歴史博物館(同市都筑区)で開かれている。市内を走る鉄道10社のかつての制服や行き先表示板など計151点を展示。担当者は「鉄道を切り口に横浜の歴史を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 「みんなでつなげる鉄道150年」と題し、市内を走るJRや私鉄、貨物鉄道にまつわる品を集めた。かつて使われた「双頭レール」や、神奈川臨海鉄道が保有する蒸気機関車のナンバープレート、車両の製造担当者が自ら手がけた「東急電鉄旧7000系」の紙製模型、金沢シーサイドラインの車体を支えるタイヤも並んだ。

 同館での本格的な鉄道の催しは初めてで、「博物館に多くの鉄道会社の展示が集まることも珍しい」(担当者)という。

 9月25日まで。午前9時~午後5時。月曜休館(祝日の場合は翌日)。観覧料は一般1200円、大学・高校生千円、小・中学生と市内在住の65歳以上は500円、未就学児無料。問い合わせは、同館電話045(912)7777。

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