「行列でも食べたい」ミシュランに輝く“のどごし抜群“うどん 名店「手打うどん 寺屋」

ミシュランに輝くうどん屋さん『手打うどん 寺屋』。
2002年に札幌市東区で開業し、2008年に西区に移転した名店です。

店主の寺井さんは出身地である香川の讃岐うどんを北海道に伝え、自分流に進化。そして「ミシュランガイド北海道2017 ビブグルマン」に輝きました!

“ミシュランに輝いたうどん“のこだわり

うどんに並ぶ看板メニューはおでんです。
「うどんが出来上がるまで、おでんを食べて待つのが香川では一般的なスタイルです」と店主 寺井さん。

うどんのダシで6時間煮込んだびらとり和牛はやわらかく仕上がっています。からしみそで食べるのが香川流らしいですよ〜!

ごぼう天肉汁つけめん(1,100円)

他にはないオリジナルの食べ方で人気のメニュー「ごぼう天肉汁つけめん(1,100円)」。甘じょっぱい温かいつゆに冷たいうどんをつけて食べるつけ麺です。

「花椒を入れることにより、辛みと香りが加わり、すっきりとした味わいになります」と寺井さん。お好みでレモンを絞っていただきます。

ぶっかけ天ぷら(1,200円)

「うどんのコシやなめらかさがよくわかる冷たいうどんにこだわっている」と寺井さん。

麺の質が安定し触感を良くするために、北海道産の小麦粉にオーストラリア産の小麦粉を混ぜています。北海道の気候に合わせて一晩熟成させて打つというのもポイントです!

北海道産の昆布、京都のサバとムロアジ、香川 伊吹島の最高級の煮干しから出汁をとっています。このことにより、品のある甘めのつゆに仕上がるそうですよ〜!

うどんの上には天ぷらがたっぷり!

サクサクの衣にしっとりとしたかしわ天。
「かしわ天は生の鳥むね肉を使用することで、臭みが少なくジューシーに仕上がる」と寺井さん。うどんのゆで上がりにあわせて揚げたてを提供します。

きっかけは“カナダ留学“

うどん店を始めようと思ったきっかけは大学卒業後のカナダ留学。
留学先で食べた巻き寿司の天ぷらに感動したことが始まりです。

「料理人になりたいと思い、自分が一番おいしいと思ったうどん店に弟子入りしました」と寺井さん。

出身地である香川県の名店うどん店『手打うどん はりや』に弟子入り。その後、北海道に来て自分流にアレンジをし“自分が目指すうどん“を完成させました。

うどんだけではなく、トッピングにも香川のこだわりが。
いろいろ探した結果、ちくわが味も食感も店のうどんにマッチするということで「ちくわの天ぷら」に使用しているちくわは香川県のものです!

「生まれてからうどん店しか周りになかった。それがあったから、今の僕がある」と寺井さんは話していました。

手打うどん 寺屋
住所:札幌市西区山の手3条6丁目1-10
電話番号:011-622-4828
定休日:月曜日(祝日の場合翌火曜日)、第3火曜日
Webサイト:https://www.udonteraya.com/

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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