【MLB】鈴木誠也、4戦3発「気にしてない」 筒香と談笑の内容は「言えない(笑)」一問一答

パイレーツ戦で本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】

第2打席に右中間へ2号、第3打席に左越え3号と2打席連続アーチ

■カブス 2ー1 パイレーツ(日本時間13日・ピッツバーグ)

【実際の映像】米国に強烈なインパクト与えた一撃! 鈴木誠也が左翼席に打ち込んだ2打席連発3号の映像

カブスの鈴木誠也外野手が12日(日本時間13日)、敵地で行われたパイレーツ戦で2打席連続アーチを放ち、チームを勝利に導いた。メジャーデビューからわずか4試合で3本塁打8打点、打率.417、OPS1.696、長打率1.167と抜群のスタートを切った鈴木の、試合後の一問一答は以下の通り。

――勝利に貢献する2本塁打。
「素直にうれしいです」

――前日には状態良くないと言っていた。
「状態というよりは、あまりそこはいいのか悪いのか自分でも分からないけど、結果的にしっかり打点も稼げているしチームが勝つことができたので凄くうれしいです」

――1本目の右中間ソロについて。
「しっかり芯に当てられればいいなというか、追い込まれていたので色んなボールが頭にあったので、食らいついてなんとかできたらなと。あのホームランはたまたまなんですけど、しっかり追い込まれてからでもスイングできたのはよかったです」

――フルカウントだったから右方向を狙ったのか。
「それは全く考えていなかった。普通に来た球をアジャストできればと思っていた」

――2本目の左越えソロについて。
「真っすぐが強い投手というのは情報で分かっていたので、早いカウントで仕掛けていかないと、チェンジアップがいいので厳しいかなというのがあった。ある程度真っすぐはしっかり仕留めたいなと思って打席に入りました」

打席で大事にするのは「自分のスイングをするっていう、それだけ」

――首脳陣も評価している。
「まだ4試合なので、あと150試合以上あるので、まだ今の結果というのはどうでも良くて、本当にとにかくチームに求められているものであったり、そういうのを出せていければばいい。結果は最後付いてくるものだと思うので、今は色んなピッチャーに立って、しっかりその日その日、1打席1打席を大切にやりたいと思います」

――試合前には筒香と再会した。
「ずっと日本の時から憧れている先輩ですし、色々お話も、こっち来る前に聞かせてもらっていたというのもあるので、こっちで会えて凄くうれしかったですし、お互いに、僕も筒香さんの活躍を見ながら刺激されながらやってきていたので、こういう場所で一緒にできるのを嬉しく思います」

――結果とは裏腹に「まだまだ」という言葉が続く。
「まだ4試合なので、本当に結果というのはどうでもいいですかね。あまり気にしてないですね」

――適応しているように見えるが感覚としては実感していないのか。
「適応とかあんまり気にしない。色んなピッチャー、ピッチャーに対応していかないといけない、それだけだと思うので。メジャーだからとか日本だからとか関係なくて、まずしっかり自分の持っているものを出していけたらいいなと思っています」

――打席の中で今一番大事にしていることは。
「自分のスイングをするっていう、ただそれだけです」

――空振りが少ない。対応できているという手ごたえがあるか。
「まだ4試合なんで、分からないです。本当に。どうなんですかね……消極的になって当てにいっているという感じもありますし、僕はもう空振り全然OKなので、変に当てて内野ゴロを打つくらいなら空振りしたほうがいいと思っているので、とにかく自分のスイングを数多く出していかないと、詰まったり、芯に当たったとしてもいいところで捕られてしまったりするものなので。まずはしっかり自分のスイングをして、というのを考えています」

右翼から見る筒香は「日本の時と同じようなどっしりしている感じ」

――あまり情報は入れないとキャンプのときに言っていた。今日は先発では初の左投手だったが拾っていた情報は。
「真っすぐ、スライダー、チェンジアップだけですね。あとは1打席目立って、自分の思っていた真っすぐとはちょっと違っていたので、2打席目はそれをイメージして打席に入りました」

――思っていたのと違ったとは。
「映像だと綺麗に見えていたんですけど、若干ちょっとインサイド、カットというか、真っすぐだと思うんですけどナチュラル的に入ってきていたので、思ったより差し込まれた部分があったので、そこは2打席目はしっかり対応できたので良かったかなと思います」

――筒香とはどんな話を。
「言えないです(笑)。本当言えないです、テレビNGの感じの話なので言えないですけど」

――2本目打った後(一塁を)回ったときに声を掛けられていた。
「聞こえましたけど、それもちょっと言えない。筒香さんのこともあるのでそこは言えないですけど、でも日本の時から気にかけてくれていた先輩なので、敵チームですけど凄く僕も好きな先輩ですし、本当にうれしかったです」

――いい時間になったか。
「ちょっと安心したというか、日本人の選手が敵チームですけどやっているというのは安心感があってうれしかったです」

――ライトから見た筒香の雰囲気は。
「やはり変わらないなというか、日本の時と同じようなどっしりしているなというか、そんな感じでした。何も変わっていなかったです」(Full-Count編集部)

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