こんにちは。そろそろ暖かくなってきましたが、それでもまだ鍋が食いたい くにぱぐです。今回はネギを切って安い肉と一緒に煮込むだけ。しかし見た目のインパクト絶大で味もバツグン! すき焼きより美味い! というキャンプで映えそうなカンタン鍋料理を紹介します。
スタンディングねぎ鍋とは 「スタミナ源たれ」だけで味付けバッチリ
今回は鍋料理の中でもかなりのインパクトを残せる「スタンディングねぎ鍋」を作ります。
まずはこちらの動画をご覧ください!
その名の通り、ニョッキリと生えた長ねぎから鍋のタレと肉汁がジュワジュワと出ているのがおわかりになりますでしょうか?見た目にも食欲をそそる、これが「スタンディングねぎ鍋」です。
作り方は後述しますが、何しろネギを切って肉と一緒に鍋に並べて煮込むだけという超簡単料理。
そのくせインパクトは非常にありますので、ブログやYoutube、インスタグラムなどやっている人にもオススメしたい料理です。
鍋料理の決め手となる味付けは、なんと焼肉のタレで行います。これだけで材料費1000円前後の鍋がすき焼きより美味いかも!? というレベルになるので驚きます。
この焼肉のタレは「スタミナ源たれ」という青森県のメーカーが作っている焼肉のタレを是非使ってください。
こちらのタレ、青森らしくリンゴとニンニクを豊富に使っており、コクのあるフルーティーで複雑な味わい。この焼肉のタレだけで鍋料理が十分美味しくなるので驚きです。
画像のように、「スタミナ源たれ」は最近では関東地方あたりのスーパーでもどこでも買えます。とりあえず作ってみる、という場合は、下記のオーソドックスタイプがオススメです。
スタンディングねぎ鍋の食材と道具
スタンディングねぎ鍋の食材(2~3人前)
- 長ねぎ(太めのもの) …2本
- 牛肉(切り落としバラ肉) …300g
- スタミナ源たれ …300cc
- (あれば)日本酒 …200cc
食材としてはこれだけです。
今回スタミナ源たれは、プレミアムバージョンを使いました。価格としては50円程度の差なので、もし手に入れば、こちらのほうがよりコクが強い感じはありますよ。
牛肉は安いアメリカ産で十分ですが、バラ肉の切り落としが柔らかくて食べやすいです。
スタンディングねぎ鍋はすき焼きのようなビジュアルがありますが、すき焼きとは異なり、味付けが濃いので、こうした安い肉でしっかり美味しいのが魅力でもあります。
むしろ肉よりは、太さがしっかりとある良い長ねぎを選ぶほうが重要でしょう。泥付きねぎや、深谷ねぎなどが手に入ったら、是非この鍋を作ると良いですよ!
あと日本酒は味付けが濃すぎると感じる場合にスタミナ源たれを薄めるのに適しています。なければ水でも十分だと思います。
スタンディングねぎ鍋の調理に必要な道具
- 鍋(できたらすき焼き用鍋)
鍋はフタのついた鍋ならなんでも大丈夫です。
今回はすき焼き鍋と、アウトドア用の鍋の両方を使用してみました。
どちらかというと底が平らで浅めの鍋の方が使いやすく、そういう意味ではすき焼き鍋が使いやすかったです。
鍋以外はまな板と包丁、カセットコンロがあれば十分です。
スタンディングねぎ鍋の作り方
(1)まずは長ねぎを均等に切ります。最初は切らないままねぎを鍋に立たせてみて、フタが閉まる程度の高さでカット。
あとはそのカットしたねぎをガイドとして、同じ長さで切り揃えていきましょう。
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深さのある鍋の場合、ねぎはかなり短めに切ってしまったほうが仕上がりにギッシリ感が出て見た目はよくなりますよ!
(2)切った長ねぎを鍋の中心に立たせます。多少不安定でも平気です。
(3)ねぎの周りに牛肉をつめていき、ねぎを固定します。
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この段階でギュウギュウに肉が詰まっているのが理想。スカスカ感があるならねぎを半分に切って詰め直してみましょう!
(4)スタミナ源たれを肉に回しかけます。
煮込めば水分が出るので、肉の8割程度の高さまでタレが満たされればOKです。
(5)なにしろ焼肉のタレで煮込むので、かなり味は濃いめです。日本酒、あるいは水である程度薄めてもよいと思います。
慣れていればこのタイミングで調整すればよいですし、初めて作る場合は煮込みながら味を調整するとよいでしょう。
(6)フタをして煮込みます。牛肉にしっかりと火が通り、長ねぎの切断面から汁気が出てくれば完成です。
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そのまま食べれば美味しい鍋ですが、お好みで生卵を絡めたりしてもいいですよ!
おかずにもツマミにもなる「スタンディングねぎ鍋」 シメにうどんを入れても最高!
レシピがとてもカンタンなスタンディングねぎ鍋。誰でもあっという間に作れてしまいますね。
私の周りではメスティンで作っている人もいましたし、自分なりのアレンジもしやすい料理だと思いますが、何しろ「スタミナ源たれ」だけは是非用意してみてください。
このタレ、さすが焼き肉用なので味がしっかりしています。
煮込んだだけで牛丼に負けないぐらいの複雑な旨味が出ますから、白いごはんにとても合いますし、もちろんお酒も進みます。
シメにおすすめなのはうどんですね。そのまま入れるとさすがに濃いのですが、水と白だしなどで薄めながらうどんを入れると、驚くほど美味しい肉うどんになります。
家庭でやる時は翌日のランチなどにすればコストパフォーマンスも最高でしょう。
本格的なすき焼きはかなり良い肉を使わないと美味しさがわかりにくいのですが、スタンディングねぎ鍋なら安い牛肉でも満足感のある楽しいディナーが楽しめます。