新潟県が県庁や県立学校、県立博物館などの窓口に順次キャッシュレス決済を導入

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は13日に定例会見を開き、県庁や警察本部、県立学校、県立文化施設などの窓口で順次キャッシュレス決済を導入していくと発表した。利用者の利便性を高めると同時に、行政の業務効率化を目指す。

県ではキャッシュレス決済を2022年度、167ヶ所について段階的に導入を進めていき、2023年度以降も順次追加を予定する。具体的には、18日から県の総務部、福祉保健部、土木部や、警察本部の一部申請の手数料や交付費用などが対応する。

6月以降も、県庁での導入範囲を広げていくほか、県立図書館や文書館のコピー代や、県立学校の卒業証明発行手数料などに導入。夏以降には県立近代美術館、県立万代島美術館、県立歴史博物館の観覧料と図録販売などが順次対応していく。対応する内容など詳細については、下記の県のwebサイトを参照。

花角知事は会見のなかで「デジタル化社会は避けられず、むしろ進めていくべきもの。キャッシュレスもその一つ。県としては、行政のデジタル化を進めていく方向」と話し、また県内自治体のキャッシュレス化・デジタル化に関しても「市町村の動向や課題は改めて確認し、課題を乗り越えられるように県としての応援を考えていく」意向を示した。

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