敵地での１stレグでは超守備的陣形を敷き、敗北するも１点差に抑えたアトレティコ・マドリード。不屈の魂が宿るロヒブランコ（アトレティコの愛称）は、逆境こそ輝きを放つ。
デ・ブルイネが堅守をこじ開ける！マンCがアトレティコ下し準決勝に大きく前進
欠場者情報
アトレティコ・マドリード
・筋肉系を傷めているホセ・ヒメネス、ハムストリングを負傷しいるエクトル・エレーラは１stレグに続き欠場。出場停止明けのヤニック・カラスコは、メンバー入りを果たしている。
マンチェスター・シティ
・RBライプツィヒ戦で退場処分となったカイル・ウォーカーが今試合でついに復帰。ただルベン・ディアスやコール・パーマーは欠場者リストに名を連ねている。
マッチプレビュー
・アトレティコがCL決勝ラウンドで１stレグを落としたのは今回で４度目。それでも過去３回のうち２回で次ラウンド突破を決めている（2015-16：バルセロナ、2014-15：バイエル・レバークーゼン）。
・2017年11月から2020年10月までCLホーム10戦9勝を挙げていたアトレティコ。しかしここ７試合で勝利がなく、最後の白星は2020年10月まで遡る。
・マンCは今試合でCL通算100戦目を迎える。これまでの99戦で55勝を挙げていて、イングランド勢では最多。100試合でマンCより勝利したのは、レアル・マドリードだけだ（57勝）。
監督コメント
ディエゴ・シメオネ監督：アトレティコ・マドリード
「（マンCは）相手が誰であろうと同じようにプレーする。彼らには哲学があり、受け入れられ、賞賛されている。彼は素晴らしい監督と選手がいて、私たちは、プレッシャー、素早い切り替え、そして自身がどれだけできるかが重要となるだろう」。
ジョゼップ・グアルディオラ監督：マンチェスター・シティ
「先週とは違うゲームとなるだろう。彼らはホームで、サポーターもついている。ワンダでは問題を起こし、守り、カウンターを仕掛けてくる。私たちは適応する必要があり、もし失点したらそれを取り戻すべく全てをかける。リードしていたら、もう少し深く腰を下ろすかも知れない」。
