宮城県の宿泊施設 3月の地震の影響で5万超のキャンセル 新幹線運行再開後GWの来客に期待

震度6強を観測した3月の地震の影響で、宮城県内の宿泊施設で、5万人分を超える予約のキャンセルが出ていたことが分かりました。

宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合が、3月16日の地震の影響についての緊急のアンケートを行い、県内の103の宿泊施設から回答を得ました。

アンケートの結果によりますと、3月末までに約84%に当たる87のホテルや旅館で、計5万416人分のキャンセルがあったということです。

地区別でみると、仙台市の秋保地区が最も多く2万1941人、仙台市中心部が1万2812人、松島・塩釜・多賀城が3854人などです。

宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合は「施設の休館やイベントの中止、東北新幹線の不通がキャンセルにつながった。14日には新幹線の運転が全線で再開するので、ゴールデンウィークの来客に期待したい」としています。

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