〈新型コロナ〉糸魚川市長がコロナウイルスに感染

 糸魚川市は13日、同市の米田徹市長(73)が新型コロナウイルス感染症に感染したと発表した。

 同市によると、13日に市長の家族が陽性と判明。市長は濃厚接触者に特定されたことを受け同日自宅待機。併せてPCR検査の結果、市長自身の陽性が確認された。現在の症状は軽い喉の痛みがあるという。

 これを受け市は、庁舎内市長執務室や会議室など、立ち入った場所の消毒を行った。職場内などにおける濃厚接触者は調査中。

 今後の公務については、市長は自宅療養を行いながら、状況によりリモートなどで公務を行い、出席が必要な会議などは副市長が代理で対応する。期間については保健所や医師の判断により決定するとしている。

◇米田市長からのメッセージ(全文)

市民や事業者の皆様、そして最前線で業務にあたっておられます医療業務従事者の皆様には、新型コロナウイルス感染症の対応にご理解とご協力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。

 本日、私の家族が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、濃厚接触者としてPCR検査を実施したところ、私自身も感染していることがわかりました。

 市民をはじめ、関係者の皆様にご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。

 療養期間中は、電話やメール等で連絡が取れる状態であり、必要な指示を出せる状況にあることから、最大限、公務に支障をきたすことの無いよう対応してまいります。

 引続き職員一丸となって新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めるとともに、復帰後は、全身全霊で市長の職務に当たってまいりますので、市民の皆様のご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

 

令和4年4月13日   糸魚川市長 米田 徹

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