ＡＩによって地盤の揺れやすさを推定する世界初の技術が広島大学で発表されました。
この技術は普段から発生している地盤のわずかな揺れを計測することで、その土地の揺れやすさをＡＩが推定するものです。
広島大学と九州大学、中国電力が約３年かけて共同開発しました。
計測には詳細な地盤調査や長期間の観測が必要とされていましたが、この技術によって短時間でより精度の高いデータを得ることが可能になりました。
広島大学大学院 先進理工系科学研究科 三浦弘之准教授「例えば弱い地盤であれば何かしら補強したり、地盤の改良が必要であったり、そういう防災の活動につなげることが出来るんじゃないかなと」
今後は、全国的な調査にも活用していきたいということです。
