キリンビール横浜工場、2年ぶり見学再開 施設を一部リニューアル

ブルワリードラフトマスターによる一番搾り

 キリンビール横浜工場(横浜市鶴見区)は14日、新型コロナウイルスの影響で休止していた工場見学ツアーを2年ぶりに再開する。見学施設の一部をリニューアル。オンラインと融合させ、ビールの魅力に触れられるよう工夫した。

 ツアーは感染予防対策として1日5回限定、1回につき10人以下で行う。キリンの歩みを伝えるシアターの映像の臨場感を高めたほか、麦芽の試食やホップの香り体験だけでなく麦汁のしずくの音を感じられるようにするなど、より五感に訴える内容とした。

 試飲の時間を充実するため、映像を見ながらビールの味わいを学ぶセミナーを実施する。見学後に来場者のみアクセスできる動画を配信。自宅で「一番搾り」の味わい方や工場の裏側を体験できるという。

 担当者は「人数制限で不便をかけてしまうが、楽しんでほしい」と話した。

 所要時間90分以内で、参加費は1人500円(19歳以下は無料)。予約は当面、電話のみで受け付ける。予約・問い合わせは、同工場電話045(503)8250。

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