HaomoがシリーズA+ラウンドで数億元を調達

中国・北京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 北京の自律運転スタートアップ企業のHaomo.AI(毫末智行)は、中銀集団投資が主導して既存投資家の首程控股が参加したシリーズA+資金調達ラウンドで、数億人民元を調達しました。

この新ラウンドは、当社が昨年12月に約10億人民元のシリーズAラウンドを完了してユニコーンの地位を達成してから4カ月たたずに実施されました。Haomoは新たな資金を研究開発と人材獲得に投じ、中国の自律運転業界における主導的地位を固めて競合他社をかわすためにより強固な障壁を築きます。

Haomoの張凱会長は、次のように述べています。「本ラウンドは、Haomoにとって新たな発展の節目となります。パートナーや投資家の支援を得て、Haomoは自律運転ソリューションとAI技術の大量生産において主導的な地位を維持していきます。」

顧維灝最高経営責任者(CEO)は、こう述べています。「Haomoは、自社開発のレベル2自律運転システムNOH(Navigation on HPilot)の市街地道路版を2022年半ばまでに、全シナリオ版を今年後半に公開する予定です。」

現在、NOHシステムは主に幹線道路で乗用車のドライバーを支援しており、自動操舵、加速、ブレーキなどの機能を備えています。NOHは現時点で長城汽車が生産する6車種に搭載され、WEY Mocca、Tank 300、WEY Latte、WEY Macchiato、Haval Shenshou、Tank 500の自動車オーナー数万人を支援し、700万キロを超える運転支援実績を誇ります。これにより、Haomoは自律運転ソリューションの大量生産に関して中国1位の企業となりました。

顧CEOは、Haomoが2023年にHSD(Haomo Self-Driving)車両を発売する計画も明らかにしました。

国営金融コングロマリットの中国銀行の直接投資部門である中銀集団投資のLiu Jian会長は、次のように話しています。「Haomoは独自のコア技術を有する、中国で最も有望な自律運転企業です。」

「我々は、Haomoがその風車戦略に導かれ、大量生産・出荷とデータ・インテリジェンス・システムMANAの確立を通じて、データ、技術、製品の好循環を実現すると期待しています。」

レベル2自律運転システムの提供に加え、Haomoは低速無人のレベル4自律運転物流車両も生産しています。4月6日から、これらの物流車両が、美団のプラットフォームで注文された食料品を上海市徐匯区の住民に配達し始めました。上海はCOVID-19の最悪の流行と闘うため、4月1日以降、市全域が封鎖下にあります。

既に美団、クアルコム・ベンチャーズ、GLベンチャーズなどの投資家を獲得しているHaomoは、本シリーズA+ラウンド完了後、シリーズB資金調達ラウンドを開始しました。

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