重量挙げ、嘉手納高が九州や全国大会で活躍 読谷村長に入賞報告

 【読谷】嘉手納高校のウエイトリフティング部は5日、読谷村役場を訪れ、全九州高等学校選抜大会と全国高等学校選抜大会の結果を石嶺傳實村長に報告した。

 同校のウエイトリフティング部は創部3年目。現在は部員5人で活動しており、報告に訪れた村山晴花さん(17)、岸良愛天音さん(17)、喜友名瑞華さん(17)、大城楓華さん(17)は読谷村の出身。九州大会では、個人戦に出場した全員が入賞し、49キロ級の岸良さんはスナッチとジャークの合計125キロで大会新を記録。団体戦も優勝した。個人戦で優勝した岸良さんと45キロ級の村山さん、豊見城市出身で59キロ級の山里美月さん(17)は全国大会へ進み、それぞれ入賞した。

 石嶺村長は「ずっと地元から活躍する選手を出そうと取り組んできた。村出身者の活躍はとてもうれしい。今後も頑張ってほしい」と祝福した。

 主将の村山さんは「5月には県高校総体がある。団体戦の連覇が懸かっているので、優勝旗を持ち帰れるように頑張りたい」と抱負を述べた。

 平良真理顧問は「創部から間もないが選手らは互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、結果を出した。今後もチームで上を目指しながら、可能性を広げてほしい」と語った。

 (名嘉一心)

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