佐久間宣行氏、全国配信開始で喜ぶテレ東に喝?「『はじめてのおつかい』は世界行ってるから」

13日深夜放送の『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)で、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が、『はじめてのおつかい』(日本レビ系)の海外人気について話し、本当の意味での“全国デビュー”を果たした、古巣のテレビ東京に喝を入れた。

番組では、佐久間氏が、Netflixで『はじめてのおつかい』の配信がスタートしたことについて話し「配信始まってるってことは、世界に行く訳じゃん。ローカルコンテンツって言えば、ローカルコンテンツなんだけど。世界でめちゃくちゃ話題になってるっていう」と世界的な話題になっていると説明した。

人気の理由について佐久間氏は「ふたつあって。単純にクオリティーとして感動したっていうのがたくさん続出してるんだけど。あともう一個は、日本が衝撃的に安全だろっていう。3~4歳の子が、もうその、まぁまぁ」と演出方法と、日本国内のそもそも治安の良さにあるとした。

さらに佐久間氏は「イギリスかなんかでリメイクの話も出てるってネット記事で見たよ。日本の番組が海外でも注目されるようになってるんですよ。だって、『風雲たけし城』も海外でやるっていう」とネット配信のおかげで日本のバラエティー番組が注目されていることについて言及した。

その後、佐久間氏は「これ考えると、最初に話したことですけど。おいテレ東! 全国で見られるようになったって喜んでんじゃないよって(笑)。遅い、遅すぎる。『はじめてのおつかい』は世界行ってるんだから、スケールが小さい(笑)」と元勤務先であるテレビ東京にツッコミを入れた。

テレビ東京は今月11日にTVerを使って全国に向けネットでのリアルタイム配信を開始したが、その宣伝のために10日、日本経済新聞に「全国放送っぽくふるまっていた件に関してのお詫び」とする内容の広告を出稿した。

広告の内容は「わたしたちテレビ東京は、一部の地域には放送されていないにもかかわらずあたかも全国放送しているかのようにふるまっていました」とキー局でありながら、放送されていない地域があったことを自虐的に謝罪する内容だが、ネットで話題を呼び「#テレ東見れない」がTwitterでトレンド入りするなどした。

なお、世間では謝罪風広告として受け入れられたが、かつてテレ東の社員だった佐久間氏は「ネタっぽくしてるけど、本当の謝罪だからこれ」と断言。「本当に内定のところから引け目を感じてたんだもん。みんな地元の母親が喜ぶとか言ってんじゃん? 俺、地元の母親に、自分の番組見てもらったことないからね(笑)」と明かし笑いを誘ったのだった。

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