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2022年4月13日に公開された動画のテーマは……参院補選・石川選挙区の情勢！
4月24日に投開票を迎える参院補欠選挙・石川選挙区の序盤情勢について、フリーランスライターの畠山理仁氏が石川県知事選挙の裏話も交えつつ解説します！
【このトピックのポイント】
・参院補選・石川選挙区は4名が立候補。夏の参院選の前哨戦として注目される
・石川県知事選挙では保守3分裂するも石川県は自民党一強で宮本氏有利か
・立憲と共産党は独自に候補を擁立。両党の溝は……？
参院補選 石川選挙区 序盤情勢
4月7日に告示され、4月24日に投開票を迎える参院補選・石川選挙区。
夏の参院選の前哨戦として注目を集めています。
今回、以下の4名の方が立候補しました。
・宮本周司氏（自由民主党）
・小山田経子氏（立憲民主党）
・西村祐士氏（共産党）
・齋藤健一郎氏（NHK党）
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石川県は自民党が強く、保守王国とも言われます。
3月13日に行われた石川県知事選挙では、5人の候補者のうち自民党系の候補者が3名で接戦を繰り広げる保守3分裂選挙となり、注目されました。
【関連】激戦！保守分裂の石川県知事選挙を豊田真由子氏が斬る！選挙ドットコムちゃんねるまとめ
裏を返せば、自民党にとって3分裂する余裕がある選挙だったと言えます。分裂しても自民党が勝つと思っているからこそできたこと。
参院補選においても、自民党の宮本氏がややリードしている状況と見ることができそうです。
気になることがあるとすれば、石川県知事選挙で分裂した自民党内が参院補選に向けてうまく一致団結できるかどうか。
石川県知事選挙では、お互いの応援弁士が演説で激しい応酬を繰り広げるシーンが見られました。
これを、参院補選に向けてノーサイドとできるかどうかが注目ポイントです。
宮本氏は、石川県知事選挙において明確にいずれかの候補者を応援する、という動きは見られませんでしたが、馳氏の当選後はすかさず駆けつけて挨拶する姿が見られ、自身の選挙に向けてぬかりなく準備を進めていたようです。
立憲民主党と共産党がそれぞれ独自候補を擁立
一方、立憲民主党と共産党は候補者を一本化できず、夏の参院選に向けて不安を拭いきれない状況となっています。
立憲民主党は、石川県知事選挙や金沢市長選挙でも独自候補を立てられず、今回の参院補選では告示約2週間前に候補者を決められたものの、後手に回っている感は否めません。
共産党との一本化協議を拒否したとも伝えられ、参院選まで3カ月を切っているにもかかわらず、両党は協力体制をうまく構築できていないようです。
昨年の衆院選での野党共闘に対する評価が分かれるなか、連携することによるメリットをお互いに感じられていないのも不協和音の原因かもしれません。
自民党と公明党が一時期距離を取ったものの、参院選を前に関係を修復した状況に比べるとかなり対照的といえます。
参院選にむけて、立憲民主党と共産党の関係性がどう変化していくのかという点も、今後の注目ポイントです。
動画本編はこちら！
選挙取材歴20年を超える畠山氏が選挙の面白さを語る！
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