二宮和也が嵐活動休止後に初めてドラマ主演を務め、話題となった新春スペシャルドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」（フジテレビ系）のBlu-ray＆DVD化が決定し、8月3日に発売される。
ドラマでは、第2次世界大戦中に、運命的な出会いを果たした、厳格で“超堅物”な日本海軍少佐と、朗らかなイタリア人たちの国境を超えた友情と恋を描く。実話がベースの本作は、映画「私をスキーに連れてって」（1987年）などのメガホンを取った「ホイチョイ・プロダクションズ」の馬場康夫監督が演出、数々のヒットCMを手掛けるトップクリエーターの澤本嘉光氏が脚本を担当。構想から25年の歳月を経て、最新のCG技術を駆使し壮大なスケールで映像化が実現された。
2018年に放送されたドラマ「ブラックペアン」（TBS系）以来、4年ぶりのドラマ出演・主演という二宮は、曲がったことが大嫌いで、愛国心にあふれる日本海軍少佐・速水洋平に扮（ふん）する。二宮は劇中で流ちょうなイタリア語を披露するほか、歌唱にも挑戦し、注目を集めた。二宮とは「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」（日本テレビ系）以来8年ぶり2度目の共演となる有村架純が、速水の妹・早季子を演じる。さらに、二宮と初共演となる堤真一ほか、愛希れいか、今野浩喜、音尾琢真らが脇を固める。
8月3日に発売される本作は、本編のほか、豪華特典映像の収録を予定。作品のファンはもちろん、これから作品を楽しみたい人はぜひチェックしてほしい。
【作品情報】
「潜水艦カッペリーニ号の冒険」
8月3日発売
Blu-ray 5,280円（税込）
DVD 4,180円（税込）
1943年9月、太平洋のど真ん中、イタリアの潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ号は、物資輸送のために日本へ向かっていた。出発する時は日本と同盟を組む枢軸国だったイタリアだが、出航した後、イタリアは連合国側に寝返っていた。乗組員のアベーレ（ペッペ）、シモーネ（ベリッシモ・フランチェスコ）、アンジェロ（パオロ）は、渡航中にまさか母国が日本の敵国になっていることなど全く知らずに、日本から大歓迎を受けると期待に胸を膨らませていた。ところが、長旅を終えようやく日本に到着した彼らを待っていたのは、鬼の形相をした日本海軍少佐の速水洋平（二宮和也）だった。速水は“人生は国を守るためにこそある”という信念を持つ超堅物。かつてイタリアに滞在したことがある速水は、“食べて、歌って、恋をして”を信条にするイタリア人の軟派な国民性に嫌悪感を抱いていた。実はイタリア語が流ちょうだが、上司の廣田正（堤真一）大佐から、「イタリア語を話せるのは隠しておけ。イタリア人たちが油断してしゃべることを聞き出せ」と命じられた速水。そんなことも知らずに、アベーレらは速水の前で、イタリア語で悪口を言いたい放題に言ってしまう。彼らの話をすべて理解できている速水は、ぐっと耐えながら知らないふりをするが…。
一方、速水の妹・早季子（有村架純）と同僚の鈴木香苗（愛希れいか）たちが荷車を引いて歩いていると、日本兵に引率されたアベーレらに出会う。その瞬間、アベーレは早季子に一目ぼれしてしまい、この恋沙汰が速水の逆鱗に触れることになり…。
発売元：フジテレビジョン 販売元：TCエンタテインメント
