【2022年最新】キャンプにおすすめのクッカー12選!初心者向け選び方ガイドも

キャンプで快適に料理をするために必須なクッカー。たくさんのアウトドアブランドが素材や形、大きさなどにこだわって販売しています。今回はそんなクッカーを選ぶときのポイントと、おすすめのクッカーをご紹介していきます!

キャンプ用の「クッカー」とは?

「クッカー(cooker)」とは英語で「調理器具」を意味しますが、キャンパーのなかではキャンプ用の鍋やフライパンを指して「クッカー」と呼ばれています。

荷物をできるだけ減らしたいアウトドアシーンで、フライパン兼お皿の代わりとして使えるとても便利なアイテムです。

キャンプ用のクッカーは、屋外に持ち運んで使用することを想定してつくられているので、使いやすい工夫が盛りだくさん。

耐久性が高いのはもちろん、軽量、重ねて収納できる、直火OKなどアウトドアでも使いやすい工夫がほどこされています。

わたしもいくつか持っていますが、クッカーを実際に使っているなかで、「こんな工夫がされてるのか!」と感動することがあります。

【クッカーの選び方】キャンプ初心者向けにポイントを4つ解説!

クッカーを選ぶときに重視したいポイントは全部で4つです。

ポイント1:素材(チタン・アルミ・ステンレスの違い)

キャンプ用のクッカーで主に使われている素材は

  • チタン製
  • アルミ製
  • ステンレス製

の3つ。

▼チタン製のクッカー

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17386360

▼アルミ製のクッカー

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17356889

▼ステンレス製のクッカー

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17386360

まずは素材について、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します!

使う用途に適した素材を選びましょう!

ポイント2:形状(縦型・鍋型・フライパン型)

次に、クッカーの形状別の特徴を見てみましょう!

上記の他にも、

  • 丸型か角型か
  • 深さ
  • 蓋の有無(お米を炊く場合はすき間なく閉められるように!)
  • メモリの有無
  • 注ぎ口の有無

などもクッカーを選ぶ上で大切なポイントです。

ポイント3:サイズ

クッカーは、使用する人数や使うシーンに合わせたサイズ選びをする必要があります。

1人用なら500~900mLで十分。

湯沸かしやラーメン作りに対応できるサイズです。

湯沸かしと同時に料理をしたい場合は、もう1つクッカーを用意するのがおすすめです。

2人以上の場合は、人数1×700mL程度を目安にしましょう!

余裕があれば、大・中・小のクッカーがあれば作れる料理や品数が幅広くなります。

ポイント4:収納性・軽量性

クッカーに限らず、キャンプグッズを選ぶのにどうしても気になるのが収納性と軽量性。

以下のようなポイントに注目してくださいね。

  • 取っ手を折りたためるか
  • 収納サイズや重さ
  • スタッキングできるか(重ねて収納できるか)

特にツーリングキャンプや登山で使う人は、荷物をコンパクトにするためにも要チェックです!

【ソロキャンプ向け】軽量・コンパクトなおすすめクッカー6選

ソロキャンプでおすすめのクッカーをご紹介していきます!

【おすすめ1】snow peak(スノーピーク)「チタントレック900」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17386360

深型鍋とフライパンがセットになった「スノーピーク」の1人用クッカーシリーズです。

チタン製なので軽いのが特徴。

鍋もフライパンも取っ手部分を折りたためるので、フライパンをお鍋のフタにすればコンパクトに収納できます。

snow peak(スノーピーク)「チタントレック900」

  • サイズ:鍋:直径120×107mm フライパン:直径128×39mm
  • 収納サイズ:直径130×140mm
  • 容量:鍋:900ml フライパン:250ml
  • 素材:チタニウム
  • 重量:175g

▼「チタントレック900」を愛用している編集部メンバーのレビューも参考にどうぞ!

【おすすめ2】Coleman(コールマン)「パックアウェイ ソロクッカーセット」

ふき取るだけできれいになるノンスティック加工が施された、一人用クッカーセット。

熱伝導のよいアルミ製で、持ち手が熱くなりにくいシリコンハンドルが付けられています。

底にはバーナー上でも滑りにくいスパイラル加工。

意外と「クッカーがコンロ上で滑る!」ということが多いので、これは嬉しいポイントです!

Coleman(コールマン)「パックアウェイ ソロクッカーセット」

  • サイズ:鍋:約直径12.5×高さ10cm フライパン:約直径12×高さ5cm、
  • 収納時サイズ:約直径12.5×高さ15cm
  • 容量:鍋:900ml フライパン:400ml
  • 素材:アルミニウム(ノンスティック加工) ハンドルはステンレス、シリコン
  • 重量:250g

▼詳しいレビューはこちらの記事で紹介しています

【おすすめ3】mont-bell(モンベル)「アルパインクッカー ソロセット」

取っ手が比較的長くて、調理しやすそうなクッカーセットです。

注ぎ口があるので、炊飯以外の用途に使えますね♪

mont-bel(モンベル)「アルパインクッカー ソロセット」

  • サイズ:
    アルパインクッカー ディープ9:直径10.8×8.8cm
    アルパインクッカー ディープ11:直径13×10.8cm
  • 素材:
    本体・ふた:アルミニウム合金
    ハンドルカバー・取っ手:シリコーンゴム
  • 重量:270g(スタッフバッグ込み:288g)

▼同じシリーズの「アルパインクッカー16」「アルパインフライパン16」のレビューも参考にしてみてくださいね!

【おすすめ4】トランギア「ミニトランギア TR-28T」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17412184

アルコールバーナー本体と専用ゴトク(TR-281)、800mlのソースパン、ミニフライパン、ミニハンドルがセットになったクッカーセットです。

フライパンの内側はノンスティック加工で、調理時の焦げ付きを防ぎ、汚れを落とすのも楽になっています!

トランギア「ミニトランギア TR-28T」

  • サイズ:フライパン 直径15cm
  • 収納時サイズ: 15×7cm
  • 容量:
    ソースパン:800ml
  • 素材:
    ソースパン:アルミ無垢
    フライパン:アルミ製(ノンスティック加工済)
  • 重量:320g

▼詳しいレビューはこちらの記事でご紹介しています!

【おすすめ5】PRIMUS(プリムス)「ライテックトレックケトル&パン」

右のバーナーは別売り画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17399556

ハードアノダイズド加工済みアルミ製で、ふたと鍋の内側はノンスティック加工の「ライテックトレックケトル&パン」。

鍋のふたをミニフライパンとして使用することができます。

また、底面は滑り止め加工が施されています。

PRIMUS(プリムス)「ライテックトレックケトル&パン」

  • サイズ:
    鍋:内径11cm×高さ11cm
    フライパン:内径11cm×高さ3cm
  • 収納時サイズ::直径13cm×高さ14.5cm
  • 容量:
    鍋:1L
  • 素材:アルミニウム
  • 重量:280 g

▼詳しいレビューはこちらの記事でご紹介しています!

【おすすめ6】CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「キャンピングケットルクッカー」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17509815

取っ手を付け替えることで、やかんにも片手鍋にもなる1つで2役の優れモノ。

ツーリングキャンプをする私の夫もずっと愛用しています!

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「キャンピングケットルクッカー」

  • サイズ:外径125×高さ80mm(本体のみ)
  • 容量:満水容量:900ml
  • 実容量(約)::750ml
  • 素材:ステンレス鋼
  • 重量:270g

▼詳しいレビューはこちらの記事でご紹介しています!

【マルチに使える!】便利なおすすめクッカーセット6選

続いて、とても便利でマルチに使えるクッカーセットをご紹介します。

ファミリーキャンプをする人や、本格料理をしたい人、品数をたくさん作りたい人必見です!

【おすすめ1】UNIFLAME(ユニフレーム)「fan5DX」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17361491

こちらの商品は4〜5人で使うのがおすすめです。

セット内容は下記の通りです。

  • fanライスクッカーDX
  • フライパン
  • ステンレス大鍋
  • ステンレス片手鍋
  • メッシュバスケット

アルミとステンレスの異素材の組み合わせとなっていて、効率的に調理することができます。

5つのセットが全てひとつにスタッキングできるので、大荷物になる心配もありません。

フライパンのハンドルは取り外し可能で、ネジ側にゴムキャップを被せることで、ハンドルを収納した際に鍋を傷付けるのを防ぐ優しい心配りも。

ユニフレーム(UNIFLAME)「fan5DX」

  • 収納時サイズ:約直径23×19.5cm
  • サイズ:
    fanライスクッカーDX:約直径21×11.5cm
    フライパン:約直径22.5×5cm
    ステンレス大鍋:約直径23×14.5cm
    ステンレス片手鍋:直径17×9cm
    メッシュバスケット:約直径21×10cm
  • 材質:
    fanライスクッカーDX:(本体)アルミニウム・フッ素加工 (フタ)アルミニウム
    フライパン:アルミニウム(板厚約2mm)・フッ素加工
    ステンレス大鍋:ステンレス鋼
    ステンレス片手鍋:ステンレス鋼
    メッシュバスケット:ステンレス鋼
  • 総重量:約3kg
  • 満水容量:
    fanライスクッカーDX:約3.2L
    ステンレス大鍋:約5.5L
    ステンレス片手鍋:約2L
  • 適正炊飯量:
    fanライスクッカーDX:2~5合

▼詳しいレビューはこちらの記事でご紹介しています

【おすすめ2】Coleman(コールマン)「アルミクッカーコンボ」

この商品は5人程度で使うのがおすすめです。

セット内容は下記のとおりです。

  • 深型ポット
  • フライパン
  • 内蓋
  • ライスクッカー
  • ザル
  • 軽量カップ
  • ハンドル

こちらもコンパクトにスタッキングできるクッカーセット。

内側にノンスティック加工が施されているので、お手入れも簡単です。

蓋の取手を付け替えることで、リバーシブルに使用することができます。

Coleman(コールマン)「アルミクッカーコンボ」

  • 収納時サイズ:直径約25×高さ20cm
  • サイズ:
    ポット:直径約22×高さ17cm
    ライスクッカー:直径約19×高さ18cm
    フライパン:直径約22.5×高さ4cm
  • 材質:
    本体:アルミニウム(ノンスティック加工)、ステンレス
    ハンドル:アルミニウム、スチール、シリコン
    ケース:ポリエステル
    内蓋:アルミニウム
    ザル:ステンレス
    メジャーカップ:ポリプロピレン
  • 重量:約3kg

▼コールマンのクッカーについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

【おすすめ3】snow peak(スノーピーク)「フィールドクッカー PRO.3」

こちらの商品は3〜5人で使用するのがおすすめです。

セット内容は下記の通りです。

  • 200ビリーポット
  • 180ビリーポット
  • メッシュバスケット
  • フライパン
  • ツマミ・ハンドル
  • メッシュケース
  • ハンドルケース兼鍋つかみ

焚火や炭火にも対応したスノーピークのオールインワンクッカーセット。

ポットの持ち手が垂直に直立したり、フライパンのハンドルケースは鍋つかみとして使えたり、ちょっとした気遣いが光ります。

フライパンはプロ仕様の黒皮鉄板製で、強火で中華も豪快に楽しめるスペックとなっているので、本格調理に挑戦したい人にぴったりですね!

snow peak(スノーピーク)「フィールドクッカー PRO.3」

  • 収納時サイズ:直径220×185mm
  • サイズ:
    200ビリーポット:直径200×138mm
    180ビリーポット直径180×118mm
    メッシュバスケット:直径190×90mm
    フライパン:直径210×50mm
  • 容量:
    200ビリーポット:4.3L
    180ビリーポット:3L
  • 重量:2.2kg
  • 材質:
    200ビリーポット:ステンレス0.5mm厚
    180ビリーポット:ステンレス0.5mm 厚
    メッシュバスケット:ステンレス
    フライパン:黒皮鉄板1.2mm厚
    ツマミ・ハンドル:天然木

【おすすめ4】CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「アルミクッカー Lセット」

こちらは4〜5人で使うのがおすすめです。

セット内容は下記の通りです。

  • 20cm鍋
  • 18cm鍋
  • ふた(2つ)
  • 20cmフライパン

ザルや軽量カップはついておらず、必要最低限の道具で大人数で使いたいという人におすすめのセット内容です。

鍋とフライパンの内面はふっ素樹脂塗膜加工がされているので、こびりつきにくいのも魅力。

素材が全てアルミなので、「アルミでクッカーを揃えたい!」」という人はぜひチェックしてくださいね!

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「アルミクッカー Lセット」

  • 収納時サイズ:外径220×高さ155mm
  • 容量:
    20cm鍋:4.5L
    18cm鍋:3.0L
  • 重量:1.3kg
  • 材質:
    20cm鍋・18cm鍋:本体・ふた=アルミニウム
    (表面加工:表面=アルマイト加工、内面=ふっ素樹脂塗膜加工)
    ふたつまみ・取っ手=フェノール樹脂
    20cmフライパン:本体=アルミニウム
    (表面加工:表面=アルマイト加工、内面=ふっ素樹脂塗膜加工)

▼Sサイズ

▼Mサイズ

【おすすめ5】SOTO「ナビゲータークックシステム (SOD-501)」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17406030

こちらの商品は2〜4人で使うのがおすすめです。

セット内容は下記の通りです。

  • クッカー小
  • クッカー大
  • 断熱ディスク
  • リッド(フタ)小
  • リッド(フタ)大
  • コジー(保温ケース)
  • リフター(取っ手)
  • リフター用収納ケース
  • クッカー用収納ケース

保温ケースと断熱ディスクと蓋を使うことで、保温時間が6倍になるのが最大の特徴。

ス―プなどの保温に重宝しそうですね。

蓋は、カッティングボードしても使えるのが面白いなあと思いました!

取っ手はトングとしても使えるので、湯せんであたためたレトルト商品を取り出すときにも使えますね。

SOTO「ナビゲータークックシステム (SOD-501)」

  • 収納サイズ:直径190×高さ92mm
  • 総重量:480g
  • クッカー小
    寸法/直径160x高さ73mm 容量/1300ml 重 量/99g 材質/アルミニウム
  • クッカー大
    寸法/直径190x高さ78mm 容量/1800ml 重 量/140g 材質/アルミニウム
  • リフター
    寸法/高さ50x幅123x奥24mm 重量/38g 材質/アルミニウム

▼こちらの記事の中で詳しくご紹介しています!

【おすすめ6】trangia(トランギア)「ツンドラ3」

右下のケトル(やかん)は別売り画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17515173

こちらの商品は2〜3人で使うのがおすすめです。

セット内容は下記の通りです。

  • フライパン
  • ソースパン2つ
  • フタ
  • ハンドル
  • 収納袋

2サイズのソースパンとフライパンがセットになった中型のクッキングセットで、2〜3人分の調理が快適にできます。

ノンスティック加工を施してあるので、調理後のお手入れも簡単です。

trangia(トランギア)「ツンドラ3」

  • 収納時サイズ:Φ20×H8.8cm
  • 重量:566g
  • フライパン:直径20cm、アルミ製(ノンスティック加工済)
  • ソースパン1.5L、1.75L:アルミ製(ノンスティック加工済)
  • フタ:アルミ製(ノンスティック加工済)
  • ハンドル:アルミ製(無垢)

▼詳しいレビューはこちらの記事でご紹介しています!

自分のキャンプシーンや目的にあったクッカーを選ぼう!

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17386360

今回はおすすめのクッカーを12種類お伝えしました。

全て同じキャンプ道具のひとつ「クッカー」ではありますが、どれもそれぞれに特徴があって、使う人のことを考えて作られています。

キャンプ初心者さんも、「もう少しクッカーを揃えたい」というベテランさんも、

ぜひお気に入りのクッカーを手に入れて、アウトドアを楽しんでくださいね♪

▼ソロキャンプにおすすめのクッカーはこちらの記事でも紹介しています!

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