走行中も見やすい! ロードバイク用サングラスを発売 大阪の山本光学が宇都宮ブリッツェンと開発

開発協力したサングラスをかけてテスト走行する宇都宮ブリッツェンの選手(山本光学提供)

 スポーツ用サングラス製造販売の山本光学(大阪府東大阪市長堂3丁目、山本直之(やまもとなおゆき)社長)は15日、自転車ロードレースチームの宇都宮ブリッツェンの選手とレンズを共同開発したロードバイク用サングラス「STRIX D.A.(ストリックス・ディーエー)」を発売する。まぶしさを軽減する一方、路面を暗く感じにくくする製品に仕上げた。

 山本光学は、レンズで光の波長をコントロールする技術を強みに持つ。多くのスポーツ選手と共同開発を手掛けており、東京五輪の卓球男子代表の水谷隼(みずたにじゅん)選手が同社製ゴーグルを使用したことでも知られる。

 今回、自社製品をチームの創設以来、使用する宇都宮ブリッツェンに開発協力を依頼した。増田成幸(ますだなりゆき)選手らがテスト走行を重ねながら、木陰や日陰と明暗差があっても見えやすく、走行中も路面の状況を把握しやすい品質に高めた。

 サングラスは新レンズを使用し、全5種類。価格は1万8700~2万4200円で、一部は28日以降に発売する。同社のオンラインショップなどで購入できる。

 (問)山本光学スワンズ・カスタマーセンター06.6783.7818。

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