台風1号離れても強風や高波に注意

16日(土)は、台風1号が日本の東を北東進し、昼過ぎには温帯低気圧に変わる見込みです。この影響により、東北では午前中を中心に所により雨や雪が降り、東日本や近畿~山陰では雨の降る所がありますが、午後は次第に晴れ間が広がる見込みです。北海道は太平洋側で午前中に雲が広がりますが、日本海側~オホーツク海側は晴れる見込みです。
一方、大陸の高気圧が張り出すため、山陽や四国、九州では青空が広がるでしょう。ただ、南西諸島は高気圧の南縁となり、くもりの所が多くなり所によりにわか雨がある見込みです。
15日(金)の昼過ぎに父島に最接近した台風1号は、次第に陸地から離れますが、その周辺では風が強めに吹き、波の高い状態が続く見込みです。小笠原諸島や伊豆諸島、それに北~東日本の太平洋側沿岸部では、16日も引き続き、強風や高波に注意、警戒してください。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:16日午前9時の予想天気図。

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