【新型コロナ】神奈川県所管域で622人感染、鎌倉市在住の3人死亡

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は15日、県所管域で男女3人の死亡と、10歳未満~90代の男女622人の感染が新たに確認されたと発表した。重症が1人で、中等症が2人、ほかは軽症か無症状。感染経路不明は557人だった。

 亡くなった3人は鎌倉市在住で、いずれも県鎌倉保健福祉事務所管内のクラスター(感染者集団)が発生した病院の入院患者。80代の男性は3月11日に陽性が判明し、16日に新型コロナで亡くなった。別の80代男性も11日に陽性が判明。14日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。80代女性は15日に陽性が判明。26日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。

 県厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設では、新たに利用者1人の感染が判明。感染者は計5人になり、県はクラスターが発生したとしている。クラスターが発生している県平塚保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設では、新たに職員2人の感染が判明し、感染者は計20人になった。

 このほか、県は新たに180人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万1510人になった。

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