人気俳優に襲われたハワイのカップル、求めていた「接近禁止令」の申請を取り下げ

俳優エズラ・ミラー(29)に対し接近禁止令を求めていたハワイのカップルが、申請を取り下げた。「少年は残酷な弓を射る」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズなどで知られるエズラは、同カップルのホテルの部屋に押し入り、「埋めると脅した」とされていたが、同カップルは判事に今回その取り下げを求めたという。

当初申請された訴状には、「(ミラーが)原告の部屋に押し入り、『お前とお前の尻軽女の妻を埋めてやる』と言って男性被害者を脅した。被告は有名で裕福であることから、武器の入手や知り合いを送り原告に嫌がらせをすることも容易である」と綴られていた。

またこのカップルは、3月末に申請した同訴状の中で、エズラに所持品を盗まれたとも主張していたが、ハリウッド・リポーターによると、13日に行われる審問の2日前である11日に、全ての容疑を取り下げるよう判事に求めたという。

さらに同判事は、エズラがヒロ地区における交通違反行為で訴えられている件に関しても、今月26日まで審問を延期している。

同カップルに関する件は、エズラがカラオケバーで激高した数時間後に起こったとされており、当時警察は「ミラーはわいせつな言葉を叫び始め、歌っていた23歳の女性のマイクを取り上げたり、ダーツをしている32歳の男性に突進しました。バーのオーナーは、ミラーに落ち着くよう数回頼みましたが、効果はありませんでした」と発表していた。

その事件後、エズラは一晩身柄を拘束され、保釈金500ドル(約6万3000円)を支払い釈放されていた。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社