林業とSDGsの関係って? 大分

OABはこの春から、「SDGs」=持続可能な17の目標の達成に向けて取り組んでいます。じもっと!OITAでも県内のSDGsに関する取り組みを紹介しています。きょうご紹介するのはおおいた林業アカデミー。林業とSDGsの関わりとは。

「おおいた林業アカデミー」の開講式には、県内外から学びに来た18歳から41歳、9人が参加しました。

おおいた林業アカデミー小原秀敏校長

「研修が終わってすぐ即戦力になる人材育成と地域で将来リーダーになるような人材育成を目指しているアカデミーです」

2016年から始まったおおいた林業アカデミーはこれまでに50人が研修を終え、 県内の林業事業所に就職しています。

事業の背景には林業の担い手不足があります。県によると、2010年に1866人いた林業従事者は2015年には1743人に減少しています。

アカデミーの担当者は、SDGsにおける林業が果たす役割について、カーボンニュートラルや森林資源の持続可能な管理を挙げています。

そして、ここで学んだ人が県内に定住し、地域活性化につながればと話していました。

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