【新型コロナ】神奈川県の「旅割」さらに10店で使えず 39店は利用可能に

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた観光事業者を支援する「かながわ旅割」のクーポンが一部取扱店で使えなかった問題で、神奈川県は15日、新たに10店で利用できない状況が判明したと明らかにした。確認が取れていない店もあり、さらに増える可能性もある。

 12日時点で県の特設サイトに取扱店として掲載していた1536店の状況を、事業を担う事務局が確認した。県は1536店のうち、131店は準備が整っておらず、利用できない状態だったと13日に発表。残りの1405店のうち、14日時点で9店は準備中、1店は取扱店の登録を取り下げた。また、402店は回答がなく、状況を確認できなかった。993店は利用できる状況を確認した。

 また、13日にクーポンの利用ができないと発表した131店のうち、39店は14日までに準備を整え、取り扱いが可能になった。県は引き続き各店の状況を確認するとしている。

 旅割は6日に開始した。県の担当者は「取扱店の数をなるべく増やしたかったので、事前確認に手が回らなかった」と釈明した。

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