NHK土曜ドラマ『17才の帝国』のサウンドトラックが6月1日に発売決定! 『大豆田とわ子と三人の元夫』や『竜とそばかすの姫』の坂東祐大ら4人の先鋭作曲家が集結!

クラシックの現代作曲家として活動しながら、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』や、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した映画『竜とそばかすの姫』の劇伴から、米津玄師等のJ-POPのトップシーンのアレンジメントまで縦横無尽に活躍の場を拡げる坂東祐大(ばんどうゆうた)が中心となり、先鋭作曲家4人で劇伴を制作した。 5月7日放送のNHK土曜ドラマ『17才の帝国』に集結した4人の作曲家は、坂東の他に、国内外のエレクトロニックミュージックシーンに存在感を示すビートメーカーTomggg(とむぐぐぐ)、藝大作曲科卒でアコースティック編成を得意とする前久保諒、そして今秋公開予定の映画『百花』の音楽を担当し、大貫妙子など多くのアーティストの作編曲も手掛けている網守将平が参加する。 参加アーティストは、岡田拓郎(ギター)、佐々木“コジロー”貴之(ギター)、石若駿(パーカッション)、ロー磨秀(ピアノ)やEnsemble FOVEのメンバーらが参加、そしてピアノ連弾ボーカルユニットKitriがピアノ演奏で参加するなど、豪華な布陣で臨んでいる。 MIXにもこだわり、国内外の複数のエンジニアが務め、曲毎にこだわりのサウンドを打ち出し、聴く人々の耳をアップデートする。

プロフィール

坂東祐大 ばんどうゆうた

© Shinryo Saeki

作曲家、音楽家。1991年生まれ。 東京藝術大学、同大学院修士課程作曲科を修了。 多様なスタイルを横断しつつ、音楽の刺激と知覚の可能性などをテーマに、創作活動を行う。作品はオーケストラ、室内楽から立体音響を駆使したサウンドデザイン、シアター・パフォーマンスなど多岐に渡る。映像作品の音楽に、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(坂元裕二脚本)、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した映画『竜とそばかすの姫』(細田守監督、音楽:岩崎太整、Ludvig Forssellと共に )などがある。2022年、作品集CD『TRANCE / 花火』を発表。

Tomggg とむぐぐぐ

ビートメイカー、音楽プロデューサー。1988年千葉県生まれ。 国立音楽大学 大学院 修士課程 作曲専攻修了。 Tomggg(とむぐぐぐ)というアーティスト名で「ものすごく楽しくなる音楽」をテーマに活動。kiki vivi lily とのコラボ楽曲「License of Love」がApple社のCMに起用され、Spotifyの月間リスナーが10万人を超えるなど、国内外のエレクトロニックミュージックシーンに存在感を示す。2021年からは国立音楽大学にて非常勤講師を務める。

前久保諒 まえくぼりょう

© Ryohei Suzuki

作曲家。1991年生まれ、埼玉県出身。 東京藝術大学音楽学部作曲家を経て、同大学院修士課程修了。 作曲を西岡龍彦、原田敬子、小鍛冶邦隆に学ぶ。2019年第9回シアター・オリンピックスにて金森穣/原田敬子《still/speed/silence》チーム帯同(音楽オペレーション)。アーツアカデミー東京芸術劇場プロフェッショナル人材養成研修・令和3年度研修生(音楽制作)。Ensemble FOVEメンバー。

網守将平 あみもりしょうへい

© Mayumi Hosokura

音楽家/作曲家。 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。 学生時代より、クラシックや現代音楽の作曲家/アレンジャーとして活動を開始し、室内楽からオーケストラまで多くの作品を発表。近年はポップミュージックからサウンドアートまで総合的な活動を展開。様々な表現形態での作品発表やパフォーマンスを行なう傍ら、大貫妙子、原田知世、DAOKOなど多くのアーティストの作編曲に携わる。またNHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』の音楽監督を務めるなど、テレビ番組やCMの音楽制作も多数手掛ける。

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