女子ソフト新リーグ、神奈川で初開催 日立サンディーバ選手らの特別な思い

地元ファンの期待を背に、ホーム開幕戦に臨んだ日立サンディーバ=茅ケ崎公園野球場

 ソフトボール界の新たな時代が神奈川でも幕を開けた。16日、茅ケ崎公園野球場で行われた女子の新リーグ「JDリーグ」。特別な思いで初のホームゲームに臨んだのが日立サンディーバだ。

 東京五輪決勝の舞台となった横浜が拠点の強豪。主将の那須千春内野手(25)は五輪の熱を追い風に「日本代表が金メダルを取った場所。その流れに自分たちも乗ってソフトボールを盛り上げたい」と競技振興への思いを込める。

 前節まで3連勝中だった日立は、ホンダリヴェルタに0─5で敗れた。「勝つ姿を見せられなかったけど、コロナ禍にもかかわらずたくさんの人が来てくれた」と那須。悔しさをにじませながらも、スタンドに詰めかけたファンに感謝の思いを寄せた。

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