竹富町長選きょう投票 あす開票 町庁舎整備争点に

 【竹富】西大舛高旬前町長の辞職に伴う竹富町長選は17日、投票日を迎える。届出順にいずれも無所属新人の元町教育委員会職員の前泊正人氏(44)と前町議の那根操氏(70)の2人が立候補しており、西表島での町庁舎・多機能複合施設整備の在り方などを主な争点に選挙戦を繰り広げてきた。
 投票は町内8カ所の投票所で、午前7時~午後8時まで行われる。開票は18日で、同日午後4時には大勢が判明する見通し。

 町の選挙人名簿登録者数は11日現在3457人(男性1795人、女性1662人)。16日午後8時まで行われた期日前投票には、465人が投票した。

 ■前泊 正人氏(まえどまり・まさと) 1977年7月生まれ、石垣市石垣出身。両親が町西表島祖納集落出身。九州共立大卒業後、会社員などを経て2008年から町職員として勤務。

 ■那根 操氏(なね・みさお) 1952年2月生まれ、町西表島祖納集落出身。八重山農林高卒。西表島郵便局長などを務めた。2014年の町議選に初当選し、2期目途中だった。

 (西銘研志郎)

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