
共同通信社は16日、主要117社を対象に、2023年度(23年4月~24年3月)入社の新卒採用に関するアンケートをまとめた。22年度実績や見込みから増やすと答えた企業は42%(49社)に上り、1年前の前回調査から25ポイントも上昇。3年ぶりに増加が減少を上回った。コロナ禍からの経済回復を見込み、採用抑制を転換させる姿勢が鮮明となった。ロシアによるウクライナ侵攻の影響は現時点で限定的に捉える企業が半数を超えた。
23年度計画で、採用が22年度から同水準なのは30%(35社)。減らすのは9%(10社)、未定は14%(16社)、無回答は6%(7社)だった。
