下着くわえ死亡 逮捕の男性

 県警は1日、浦賀署の留置施設にいた無職の男性(69)が死亡した、と発表した。下着を口にくわえており、自殺の可能性があるとみている。

 留置管理課によると、1日午後6時5分ごろ、巡回中の同署員が、居室内でトランクス型のパンツを口にくわえ、その上から手で覆ってあおむけで倒れているのを発見。病院に搬送されたが約3時間半後に死亡が確認された。

 同課によると、男性は1人で居室におり、発見から約15分前の巡回では異常はなかったという。男性は3月30日、横須賀市内のファミリーレストランで無銭飲食をしたとして、詐欺の疑いで現行犯逮捕されていた。

 同課は「事実関係を調査し、今後も適正な留置業務に努める」としている。

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