大きなタマネギ取れた! グリーン・ツーリズム始まる 長与

タマネギを引っこ抜き、尻もちをつく子ども(右)=長与町、下岡農場

 長崎県西彼長与町が本年度スタートさせた「ながよグリーン・ツーリズム」の初回プログラムが16日、岡郷の下岡農場(田中章喜代表)であり、親子など14組約50人がタマネギ収穫を体験した。
 好天に恵まれ、子どもたちはしっかりと根を張ったタマネギを一生懸命引っ張り、親らの手助けを受けながら収穫。「取れたよ」「大きいね」と歓声が上がった。参加した同町在住の中浜千加子さん(44)は「子どもも地元の自然に触れられてよかった」と喜んでいた。
 同町は本年度から日帰り型のグリーン・ツーリズム事業に力を入れており、年間を通してミカンやオリーブ、ブルーベリー、養殖カキといった町特産品の収穫体験などを実施していく。参加申し込みは同町ホームページ内から。


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