壬生町役場新庁舎で見学会 町民120人、町長席に座る人も

町民向け見学会が開かれた町役場新庁舎

 壬生町壬生甲に完成した壬生町役場新庁舎の見学会が16日開かれ、事前に申し込んだ町民約120人が訪れた。新庁舎は5月6日に開庁する。

 見学に先立ち、小菅一弥(こすげかずや)町長は「新庁舎は分かりやすい立地で、バリアフリーなどに配慮したデザイン。皆さんのセカンドハウスだと思って、自由に使ってほしい」とあいさつした。

 参加者は1階から3階までを見て回り、町担当者から窓口部門のほとんどを1階に配置したことや、県産の木材をふんだんに使用したことなどの説明を受けた。業務開始後にはなかなか入れない町長室や議場なども見学。町長席に座ったり、写真を撮ったりして楽しんだ。

 壬生町、ハンドメード作家村田晴子(むらたはるこ)さん(69)は「窓口が一目で見渡せて、木のぬくもりを感じる」と話した。

見学会で町役場新庁舎に見入る町民ら

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