「それってあなたの感想ですよね」(それってあなたのかんそうですよね)とは、ひろゆき(西村博之)氏による発言。一方的かつ主観的な意見、偏見やある種のミスリードに対する返答の定番として、インターネット上に定着した。
「それってあなたの感想ですよね」の意味
「それってあなたの感想ですよね」(それってあなたのかんそうですよね)とは、ひろゆき(西村博之)氏による発言。
2015年6月22日放送「ビートたけしのTVタックル」での討論で登場した。それ以降、一方的かつ主観的な意見、偏見やある種のミスリードに対する返答の定番として、インターネット上に定着。
さらに、2022年12月にベネッセホールディングスが発表した「2022年小学生の流行語ランキング」でトップに輝いた。
「それってあなたの感想ですよね」の由来・語源
「ネットに規制は必要か?」のテーマで討論が進んでいる中で、評論家・古谷経衡氏が規制必要派として発言した内容に対して、ひろゆき氏が「あなたの感想ですよね」と反論し、ネットユーザーを中心にセンセーショナルな語として広まることとなった。
下記が、そのときの具体的なやり取り。古谷「僕は“昔からバカな奴がいて、それが今可視化してきただけだ”っていうのは、間違いだと思いますよ。それは明らかに、インターネットの生放送とか動画によってユーザーを巻き込む形で投稿者が快感を得ているので、僕はどんどんどんどん増えていっていると思います。一定程度昔からいると思いますけど」
ひろゆき「それ“明らか”じゃなくて、あなたの感想ですよね?」
古谷「まあ、もちろんそうですけど……」
「それってあなたの感想ですよね」の活用例
日常生活においては、次のような応用例が考えられる。
使用例:
A「私はきのこの山よりたけのこの里がゼッタイ美味しいと思う」
B「それ、きみの感想だよね」
A「子どもは褒めて育てるべきだ」
B「あなたの感想だよね」
また、ベネッセホールディングスが発表した「2022年小学生の流行語ランキング」によると、小学生たちは先生や親に「テストの点数が悪い」と言われたときや、友達が「○○のこと好きでしょう」と聞いてきたとき、好きな動画チャンネルでアンチコメントを見たときなどに「それってあなたの感想ですよね」という返しを使っているらしい。「あなたの感想ですよね」に続いて、「なんかそういうデータあるんですか?」と言うことで、相手に追い打ちをかけ論破することが可能。
逆にもし「あなたの感想ですよね」と言われた場合は、「では、あなたはどう思いますか?」「それこそ、あなたの感想ですよね?」といった返しが有効と言われている。